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令和2年竹田市議会

第1回定例会所信表明

令和2年3月2日

みなさん、おはようございます。
議員の皆様には、令和2年竹田市議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、ご繁忙の中ご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
提出いたしました議案説明に先立ち、市政の運営に関しまして所信の一端を述べさせていただきます。

その前に、新型コロナウィルスの蔓延が国内はもとより世界的な脅威となっています。
大分県では現時点で発症の報告はないものの、すでに対策本部が設置されており、それを受けて竹田市においても先月27日に、「新型コロナウィルス対策本部」を設置しております。その後の取り組みや行事などに関する重要告知の内容については随時、ホームページや告知放送でお知らせしておりますのでご確認いただきたいと思います。

本年は、私が市長に就任して3期目の集大成の年となります。
これまで3期11年の歩みを検証しながら、新たな覚悟と決意を以て編成した令和2年度の当初予算であります。
先般から半月ほどをかけて市内7ブロックで開催しましたTOP懇談会での内容を確認しながら、新たな展望について述べます。


この11年間を振り返ってみますと、平成24年の九州北部豪雨並びに平成28年の熊本大分地震からの創造的復興が、私に課せられた最大のテーマでありました。
世界的財産である岡城の整備と活用、さらにはその城下町の再生と言った大命題を基軸にして、電線類の地中化事業をはじめ、新図書館建設、竹田市総合文化ホールの新築と児童公園・竹の子ひろばの建設を終えたところであり、それぞれが予想をはるかに超えた成果を生み出していますし、間もなく完成する歴史文化館・由学館と交流プラザを以て、目標としてきたハード整備はほぼ達成することになります。
これらの財源に地方創生交付金や国土交通省・文化庁の補助金、さらには旧合併特例債を充当できたことは、まさに滑り込みセーフのタイミングでありました。 これからは、いよいよ市民が主役の揺るぎなき経済活動に期待がかかるわけで、行政からも商工会議所・まちづくり会社が中心となって行う商工振興を一体となって支援する体制を整えて参ります。

その一方で、直入地域の長湯温泉クアハウスの建設とクアパークの指定管理、久住地域の大分県立久住高原農業高等学校の単独校化と全国公募の実現を目指した寮の建設、さらには世界的活躍が著しい和太鼓のプロ集団ТAOが活動する『あざみ台』の天空の展望公園も今年の山の日・8月11日にプレオープンの運びとなっていますし、荻地域では昭和54年から40年の歳月と720億円という膨大な予算を投じた大蘇ダムの完成など、まさに地域の個性を生かした政策が花開いて参ります。

また、歴代議長らとともに予算獲得に奔走しました中九州横断道路は竹田インターまでが開通し、熊本に向けて荻町を経由する南ルートの整備が決定したところであり、来年度の予算獲得に全力を尽くして参ります。もちろん、現道の国道57号線の再整備もすでに予算獲得が確実になっていることを同時にお伝えしておきます。
さらに、緊急治水ダムとして建設が進められています玉来ダムにおいても、ここ2年間で80億円ほどの予算が確保できる見通しで、来年には52mの堤体が建ち上がり、下流域の安心安全が確保できる予定です。
総合的に分析して、これまでは国からの地方交付税を優位に活用し、また基金積み立てにも活かす一方、負債の繰り上げ償還を行ってきたことで成果を生むことができました。
また、遊休施設や遊休地の利活用と売却、さらには地方創生の交付金の活用や、有利なふるさと納税の制度も活用でき、本年度は目標の3億円を突破することができました。
新年度においては、大幅な税制改正によって自治体にも企業にも非常に利便性が高くなっております企業版ふるさと納税制度により財源確保を強化して参ります。
また、これら一連の作業をサポートしてもらうため、「地方創生アドバイザー」を任命することにいたしました。

最後に、今議会中にはこれからの竹田市が目指すべきまちづくりの指針をまとめた『第2期竹田市地方創生TOP総合戦略』をお届けします。
これまで申し上げてきた事業の成果を持続可能な発展的基盤とし、高齢化社会への対応、地域コミュニティーの再生を目指しつつ、伸びしろのある地場産業、特に農林業と商工観光の飛躍を実現すべく、引き続き後継者対策と移住定住者の確保に取り組みます。

以上、私の政策理念であります「TOP運動」 『内に豊かに 外に名高く』の実現に向け、3期目の集大成を、初心に立ち返り、ぶれることなく、誠心誠意市政を執行して参りますので、市民の皆様、そして議員の皆様におかれましては、ご理解とご協力、そしてご指導を賜りますようお願い申し上げて、所信表明といたします。

竹田市長  首 藤 勝 次

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