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平成31年竹田市新年互礼会

挨 拶

平成31年1月4日

新年あけましておめでとうございます。 平成30年間の歴史を重ねて、いよいよ第二段階に入ったような平成31年の訪れであります。
さて、この平成31年、本市にとりまして大きな期待がかけられていますのは、今月19日に開通式を迎える地域高規格道路「中九州横断道路」であります。平成6年に計画が採択され、実に25年間かけて竹田の鏡まで到着することができました。本当に待ち遠しかったこの中九州横断道路。開通しますと竹田市役所から大分県庁まで56分となり、本市も道路開通による効果をどう発揮するかということに、いま全力で取り組んでいるところであります。

企業誘致も本市に進出を希望されている企業が6件あり、本市の自然環境や、地域が持っている力を発揮していただける業界の方々ばかりですので、なんとしてでも実現していきたい、そのためにもこの道路が結ぶ力というのは本当に大きいと感じているところです。また、「住む場所は竹田、働く場所は大分市内」こういったことが現実のものとなります。現在、竹田インターチェンジから車でわずか1分、旧竹田中学校のグラウンドに中九州ニュータウンを整備しておりますが、33区画の売り出しがまもなく始まり、1坪4万から5万円弱という非常に購入がしやすい価格設定、そして有利な支援制度も設けています。より多くの皆さんに高規格道路のそばに家を建てていただくことで、移住定住が進んでいくということ、開通式の前日には大改修をしていた県道竹田直入線植木工区も開通し、直入方面が非常に近くなると同時に、久住高原を含め広範囲に利便性が向上していくことになります。
また、これから熊本までどう抜けていくかというところですが、これについては現在計画段階評価等行っており、そう遠くないうちに路線が決められるのではないかと思っております。今、滝室坂トンネルが工事に入っており、1日も早くとにかく整備をできるように、今月21日から国に要請に走りたいと思っているところです。

さて、この正月、市内全地域をまわりました。県外から多くの人たちに訪れていただき、長湯温泉はもちろん、久住高原にも多くの方々が年末年始に滞在するという傾向が相変わらずみられたということは嬉しいことであります。多くの市長さんと電話でお話をするなかで、少子高齢化、過疎化は避けることはできないけれども、一番のエネルギーになるのは交流人口がどこまで増えるかということだと、皆さん口を揃えて言っておられました。地域のコミュニティを維持するために力を入れてくれる、注いでくれるのは交流人口を増やすことだと話しておられます。そういった意味では本市には岡城跡があるし、周辺にもそれぞれ集客できる施設、温泉、高原そして農業の生産地がある。これを活かさない手はない、活かさなければならないと考えております。
特に、農業では本市の最新の農業産出額は239億円と県内断トツであります。いかに本市の農業が頑張っているかこれも明るい兆しですし、その基盤整備にさらに力を注いでいく必要があるだろうと思っています。大蘇ダムが平成32年度にいよいよ供用開始ということで、産出額を少なくとも250億円に伸ばしていくという目標を持ちたい。そして、地域の高齢者の方々が農業を頑張り、それを支えているアンテナショップ生産組合の現在の売上額8億円を10億円にと、生産組合長さんたちもそのために新しいアイデアを注ぎたいという話をしておられました。
さらにはふるさと納税。前年は4,500万でしたが、昨年は一年間で2億2,000万円と飛躍的に伸びました。本市の持っている資源を返礼品に代えるということからすると、非常に効果が高く、今年は4億そして5億を目指していけば、本当に明かりが灯ると思っています。

少子高齢化、過疎化が叫ばれていますが、昨年1年間で本市の人口は500人を超えて減りました。そして世帯数も111戸減り、昨年11月末現在の人口が21,939人、そして戸数は10,301戸。人口と世帯数の減少に歯止めをかけるべく、農村回帰宣言それから地域おこし協力隊等、新しい力を入れて何としてでも農村のコミュニティを守っていく、竹田でしかできない竹田らしい政策をもって懸命に取り組んでいきたいと思っております。
これだけの素晴らしい可能性を持っている竹田市。「世界の中の竹田」という合言葉をもってまちづくりを実現してまいります。「内に豊かに外に名高く」内では本当に豊かな街に住んでいてよかった。その力を外に向けて、竹田という所はいい所なんだと、みんなで声を揃えてPRができるという、そういう精神土壌を築いていく平成31年でありたいと思います。多難な課題の多い本市でございますが、ぜひ市民の皆さんのお力をお貸しいただきたいと存じます。

竹田市長  首 藤 勝 次

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