竹田市トップページ > 写真ニュース詳細

写真ニュース詳細

写真ニュースの詳細です。

写真ニュース詳細

2019年02月05日

ドイツの温泉治療学を学ぶ「湯中運動セミナー」開催

 2月5日、直入町長湯の温泉利用型療養施設「長湯温泉クアハウス」で、ドイツの温泉治療学を学ぶ「湯中運動セミナー」が開催されました。

 講師のヨハネス ナウマン・フライブルグ大学教授は、温泉療法やアクアフィットネス(湯中運動)等の保養地医学全般が専門分野。「炭酸泉」をキーワードに本市と国際姉妹都市を結び、昨年10月に交流30周年を迎えたドイツのバート・クロツィンゲン市にある温泉施設「ヴィタクラシカ」の連携医を務めており、本市が進める「炭酸泉」を活用した湯中運動プログラムの開発を始めとする健康療養地の構築を目指すなか、先進的な事例を学ぶ機会として今回セミナーを開催したもので、温泉を利用した健康増進プログラムの指導や温泉施設の安全管理等を行う温泉入浴指導員の資格を持つ竹田市総合インストラクターなど約40人が参加しました。

 ナウマン教授は「ヴィタクラシカ」での湯中運動について、「28〜34℃の温泉水でエクササイズを行っている。陸上でのトレーニングに比べ、水の浮力により膝や腰などにかかる負担が少なく、水圧で血液の循環も良くなる。また、水中ではどのような動きに対しても負荷があるため、筋力をつけるためには最適。手術後の膝の運動機能がより早期に回復した例もある」と話し、「45分の湯中運動では、対象者の年齢や病気の有無などに応じ、フィットネスバイクや棒などより負荷がかかる道具を使うことで、トレーニングの強度を変えている。利用者がモチベーションを維持できるよう、音楽を流すことも欠かさない」と述べました。

 講義のあと、温泉棟の湯中運動浴槽ゾーンで参加者10人が湯中運動プログラムを実践しました。直径6メートル、深さ1.1メートルの楕円形の大浴槽では、足の甲で水を持ち上げる筋力トレーニングや開眼片足立ち等のバランストレーニングを行い、浴槽とつながった歩き湯では、大きく脚を振り出すとともに体重を前へ移動させ、かかとから着地する歩行運動などを行いました。

 一連の運動を見学したナウマン教授は「脚と腕の動きを同時に行うとより効果的な運動になる。道具を使ったトレーニングを取り入れ、プログラムに幅を持たせて」とアドバイス。湯中運動を体験した市総合インストラクターの阿南悦子さんは「トレーニング中に音楽をかける方法は目からうろこ。より広く市民の方に利用してもらえるように、湯中運動の効果を具体的に説明し指導していきたい」、長湯温泉療養文化館「御前湯」内にある温泉利用相談室で温泉入浴指導を行っている熊谷麗さんは「炭酸泉では運動の効果を高めるために、身体を湯に浸けたまま、ゆったりとした動きでトレーニングをすることが大切という話が印象的だった。炭酸泉の知識を身につけ、利用者の年齢や身体の状態に応じた効果的な運動プログラムを作っていきたい」と話しました。

 市では、4月の「長湯温泉クアハウス」の温泉棟、レストラン棟と宿泊棟の全面オープンに向け、「ヴィタクラシカ」の湯中運動を参考に新たな運動プログラムの開発に取り組みます。

 

↑ 「長湯温泉クアハウス」で開かれたドイツの温泉治療学を学ぶ「湯中運動セミナー」

 

↑ バート・クロツィンゲン市の温泉施設「ヴィタクラシカ」の連携医を務める講師のヨハネス ナウマン・フライブルグ大学教授

 

↑ セミナーには市総合インストラクターなど約40人が参加しました

 

↑ 温泉棟の大浴槽で湯中運動プログラムを実践する参加者ら

 

↑ 運動プログラムを見学するナウマン教授

 

↑ 講演いただいたナウマン教授と先進的なドイツの温泉治療学を学んだ参加者の皆さん。市独自の湯中運動プログラムの開発に貴重なアドバイスをいただきました

 

このページに関するアンケート

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

役に立った  どちらともいえない  役に立たなかった

質問:このページは見つけやすかったですか?

見つけやすかった  どちらともいえない  見つけにくかった

質問:このページの内容は参考になりましたか?

参考になった   どちらともいえない  参考にならなかった

ページの先頭に戻る