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2019年06月08日

ホタルがつなぐ「友情の絆」〜「第67回友情の蛍」おくり

 6月8日、竹田小学校(畑山誠二校長)の6年生35人が大分市の障害児入所施設「清明あけぼの学園」(関谷眞佐子園長)を訪問し、 この日のために集めたホタル317匹を贈りました。

  「友情の蛍」と名付けられたこの交流は、昭和28年にあけぼの学園の初代園長・山室寿(元明治小学校長)が、かつての教え子の後藤彰さんに「ホタルを園児に見せたいので、竹田のホタルを送ってもらいたい」と依頼したことがきっかけ。当時の明治小と大分市聾唖施設「あけぼの寮」と間で交流がスタートし、今年で67回目を迎えました。

 受け渡し式では、竹田小の児童を代表して渡部恵梨菜さんが、「ホタルの光には多くの人を喜ばせ、幸せな気持ちにさせる不思議な力があります。皆さんが喜んでくれる姿を想像しながら、全校のみんなで協力して、竹田の美しい自然で育ったホタル317匹を集めました。私たちは『ホタルを見せ、学園の子どもたちを元気づけて笑顔にしたい』という当時の人の温かな心を学び、ホタルおくりはただホタルを届ける行事ではなく、私たちの笑顔や優しさを届ける行事なんだと気づかされました。温かい心をしっかり引き継ぎ、皆さんとの友情と絆を深められるよう楽しく交流したいと思います」 とあいさつ。

 学園を代表して高等部3年の宮成エルミさんが、「たくさんのホタルを持ってきてくれてありがとうございます。私は今年で卒園するのでこの行事に参加できるのが最後になります。今まで以上に竹田小学校の皆さんと楽しい思い出を作りたいと思います。皆さんが届けてくれたホタルを学園のみんなで世話をして、7月には多くの幼虫が里帰りできるよう頑張ります」と謝辞を述べました。

 児童たちは昼食会や交流会で友情を深め、楽しい時間を過ごしました。また、夜には東大道地区の公園で「ホタル鑑賞会」が開かれ、学園と地域の皆さんが一緒にホタルの光を楽しむ予定です。

 清明あけぼの学園では、贈られたホタルを飼育しながら、産卵・孵化を目指します。孵化した幼虫は、7月20日に「蛍の里帰り」として竹田小に届けられ、竹田、明治地区の川に放流される予定です。

 強い絆と優しく美しい心でつながった竹田小と清明あけぼの学園の『友情』の光は、これからも輝き続けることでしょう。

 

↑ 竹田小の児童たちを清明あけぼの学園の皆さんが手話や歌でお出迎え

 

↑ ホタル317匹の入ったかごが竹田小の児童から学園の児童に手渡されました

 

↑ 竹田小の渡部恵梨菜さんが「温かい心を引き継ぎ、学園の皆さんと友情と絆を深めたい」とあいさつ

 

↑ 清明あけぼの学園児童代表としてあいさつをした宮成エルミさんは「竹田小学校の皆さんと楽しい思い出を作りたい」

 

↑ ホタルを観賞する竹田小と学園の児童たち。ホタルがつなぐ「友情の光」はいつまでも輝き続けることでしょう

 

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