竹田市トップページ > 写真ニュース詳細

写真ニュース詳細

写真ニュースの詳細です。

写真ニュース詳細

2019年07月02日

地域の文化財を次の世代へ〜市指定有形民俗文化財「相ヶ鶴井手家の石蔵」の保存修理が完成

 久住町白丹の白丹町公民館隣にある市指定有形民俗文化財「相ヶ鶴井手家の石蔵」の保存修理が完了し、7月2日、現地で記念式典が行われました。

 明治13(1880)年、久住町白丹の相ヶ鶴地区に井手家によって建てられた同石蔵は、竹葺の屋根と石積みの壁で造られた間口7メートル、奥行き5メートルの2階建ての蔵で、昭和57年10月4日に文化財指定されました。同地区が稲葉ダムの建設による水没地域となったため、平成12年に現在の場所に移築され、白丹町自治会によって管理・保存されています。

 蔵は平成26年に石積みの一部が崩壊し、県の補助事業により修復するも、平成28年の熊本地震で別の箇所が崩落。石積みの復旧に併せ、経年により腐朽した竹屋根の葺き替え、内部の階段や2階床面の改修等を行い、今年3月に工事が完了したものです。保存修理にかかった事業費は、県と市合わせて約779万円。

 式典には、地元の関係者や白丹小学校4〜6年の児童16人が出席し、蔵の修復完成を祝いました。首藤市長は「地域の皆さんの力添えがあり修復できた。石蔵には茶室を設けるなど活用の幅を広げており、地域の方や工芸家など多くの方に利用していただきたい」とあいさつ。緒方不二麿・白丹町自治会長は「先人が遺してくれた文化財を保護し、先人の営みを振り返ることは意義深い。修復が実現し、次の世代に引き継がれることを大変嬉しく思う」と述べました。

 式典後には、畳が張られた蔵の2階で、児童らが茶道を体験しました。久住町の環境グループ「めだかの学校」の会員の指導で、お菓子のいただき方やお茶の飲み方など茶道のマナーを学んだ児童たち。足達菜月さん(6年)は「初めての茶道を蔵で学べてよかった。地域の文化財を大切にしていきたい」と話しました。

 今後は、学校・生涯教育での学習活動の場、また文化芸術活動における創作・発表の場としての活用を図っていくとのことです。

 

↑ 保存修理が完了した市指定有形民俗文化財「相ヶ鶴井手家の石蔵」

 

↑ 茶室となっている蔵の2階で、茶道を体験する白丹小学校の児童たち

 

このページに関するアンケート

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

役に立った  どちらともいえない  役に立たなかった

質問:このページは見つけやすかったですか?

見つけやすかった  どちらともいえない  見つけにくかった

質問:このページの内容は参考になりましたか?

参考になった   どちらともいえない  参考にならなかった

ページの先頭に戻る