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2019年10月02日

生きた証と命の大切さを伝えたい〜竹田高校で「生命のメッセージ展」

 犯罪や交通事故、いじめなどで命を奪われた人の等身大のパネルや遺品を展示し、命の尊さを伝える「生命(いのち)のメッセージ展」が10月1日と2日、大分県立竹田高等学校(木戸孝明校長、452人)で開催されました。

 NPO法人いのちのミュージアム(東京都)が主催し、全国各地で行われているこの巡回展。1日には同法人の鈴木共子代表が「かけがえのない命のことを伝えたい」と題し、生徒や教職員、保護者約500人を前に講演しました。鈴木さんは大学生の息子(当時19歳)を無免許、飲酒運転による交通事故で亡くしており、「息子を突然失った悲しみ、怒り、喪失感はあまりに大きかった。理不尽な事件や事故で奪われたかけがえのない命。生きたくても生きられなかった人たちがいることを知り、今を大切に精一杯生きてほしい」と話しました。

 会場となった同校体育館には、「メッセンジャー」と呼ばれる犠牲者一人ひとりの等身大パネルが31人並べられ、そのパネルには本人の写真や遺族からのメッセージ、足元には故人が生前履いていた靴が置かれました。また、2009年に部活動中に亡くなった同校剣道部の工藤剣太さん(当時17歳)のパネルも設置され、生徒たちは自分の背丈と比べながら、添えられた写真や遺族の言葉に見入っていました。剣太さんの母奈美さんは「剣太の後輩たちが真剣にメッセージを読んでくれて嬉しい。事件が二度と起きないように、語り継ぎ、考えてもらう場ができたことはとてもありがたい」。

 生徒会長の廣瀬野乃香さん(2年)は「人は二度死ぬと言われる。一度目は身体が死ぬこと、二度目は人の記憶からなくなること。工藤剣太さんに二度目の死をもたらせないために竹高生として次の代、またその次の代へと語り継いでいきたい」、藤部優季乃さん(同)は「いつも一緒にいる友達や家族など、当たり前にいることの大切さを改めて感じ、自分の命も大切にしようと思った」と話しました。

 

↑ 竹田高校体育館で開催された「生命のメッセージ展」

 

↑ 主催のNPO法人いのちのミュージアム、鈴木共子代表は「生きたくても生きられなかった人たちがいることを知り、今を大切に生きて」と竹田高校の生徒にメッセージ

 

↑ 犯罪や交通事故などで命を奪われた31人の等身大パネルに貼られた写真やメッセージに見入る生徒ら

 

↑ 2009年に亡くなった竹田高校の剣道部員、工藤剣太さんのパネルを見つめていた生徒たちは「竹高生として工藤さんの思いを語り継いでいきたい」と話しました

 

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