講座「マダム・バタフライ塾」 明治期の暮らしに思いをはせ

更新日:2021年09月01日

明治時代の長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いたオペラ『蝶々夫人』(Madame(マダム) Butterfly(バタフライ))。ジャコモ・プッチーニ作曲のこのオペラは、第2幕のアリア「ある晴れた日に」など豊かなメロディで彩られ、日本人になじみの深いオペラです。

蝶々夫人は竹田ゆかりの2人の女性がモデルと言われています。岡藩士と離縁後、トーマス・グラバーの妻となった「ツルさん」と、竹田の洞窟に住んでいたとされる「オカネさん」です。

総合文化ホール「グランツたけた」では、2人の生涯の謎を紐解きながら、竹田オリジナルの物語を創る「竹田版『マダム・バタフライ』プロジェクト」を進めています。市民参加型の同プロジェクトは昨年度から始まり、令和4年度にミュージカル、令和5年度にオペラ上演が予定されています。

プロジェクトの一つ、竹田の地域資源や舞台芸術の魅力を知る講座「マダム・バタフライ塾」。昨年度は竹田や長崎を巡るフィールドワークや物語を創作するワークショップなどが開かれ、延べ400人超が参加しています。

今年度2回目となる講座が8月28日、グランツたけたで行われました。今回のテーマは、着物で生活していた明治期の暮らしを体感する「ツルさんオカネさんになってみよう」。日本舞踊「美智渚会」代表の土持ゆかりさんと「光月会」代表の後藤恭子さんを講師に、浴衣の着付けと所作のワークショップが行われ、市内外から7人が参加しました。

自前の浴衣を身にまとった参加者らは、「立つ」「すわる」「歩く」といった日常の動作にチャレンジ。正座の姿勢から片膝を少し内側に立て、上前を押さえながら立ち上がる、浴衣の裾が階段に触れないように右手で軽くたて(つま)を持ち上げ、体の向きを階段に対して少し斜めにして歩くなどの所作を繰り返しながら、楽に動けて、浴衣を美しく見せる所作や立ち振る舞いを学んでいました。

齊藤美絵さん(直入町)は「ちょっとしたコツで美しく見せることができることがわかった。和服だけでなく、洋服のときも所作を取り入れたい」と話しました。

マダム・バタフライ塾は今後も4回開催予定です。竹田や舞台芸術の魅力を掘り起こす多彩な内容の講座に参加してみてはいかがでしょうか。

美しく見せる所作を体験する参加者ら美しく見せる所作を体験する参加者ら

この記事に関するお問い合わせ先

竹田市企画情報課

〒878-8555
大分県竹田市大字会々1650番地
電話:0974-63-1111(内線222・223・225・227)

お問い合わせはこちら