バートクロツィンゲン市の温泉

更新日:2021年04月01日

柱に囲まれた、まるい形の温泉プールの写真

クロツィンゲンの源泉発見は1911年に遡ります。石油の試掘が行われた際、偶然温泉が湧き出したのです。それは世界にも稀な高濃度の炭酸泉でした。その後も次々と温泉の掘削が続きます。

すぐに温泉による治療が盛んになります。1933年に市に「バート」(湯治場)という称号が贈られました。

バートクロツィンゲン市の温泉は、心臓・循環器疾患・リューマチの効能に優れるため、心臓センターと7つのリハビリテーション病院、多種多様な医療施設が整えられており、国際的な療養地として評価をされています。

1999年(平成11年)竹田市(合併前の直入町)の市営温泉施設、温泉療養文化館「御前湯」とバートクロツィンゲン市の温泉施設「ヴィタクラシカ」は姉妹温泉施設の締結を行います。

ヴィタクラシカは、全面積7000平方メートルあり、使用目的によって温度が29℃から36℃の温度差を持つ温泉プールがいくつもあります。 温泉だけでなく、サウナ・パラダイスとウェルネス・ハウスもあり、クラシックな90℃のサウナ、音と光の効果も味わえる60℃のバイオサウナから、45℃のスチームバス、フィンランド風のサウナ、ヒマラヤサウナまで、様々な種類が整えられています。

ウェルネス・ハウスは、アーユルヴェーダ、インド風マッサージなどのインド風呂、日本風呂、ブラッシュ・マッサージなどのトルコ風呂など色々な治療を受けることができる施設です。それに、エステ、フィットネスルームなど、選ぶのに困るほど施設とメニューの種類が豊富です。一年間に50万人のお客さんが訪れます。
1996年、直入町の庭師がヴィタクラシカに日本庭園を設置。更に2008年、庭園の増設と「竹田まちなみ会」によって、日本式建築の休憩所が建設されました。

赤い壁で丸い作りになっている温泉プールの写真

ヴィタクラシカ

日本式建築の建物と石灯篭、庭に植えられた植木の写真

ヴィタクラシカの日本式建築による休憩所

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