バートクロツィンゲン市の概要

更新日:2021年04月01日

オレンジ色の三角屋根で白い壁、窓からドイツの旗が下がっている建物の写真
赤い屋根で白い壁の建物が立ち並ぶバートクロツィンゲン市の街並みの写真

バートクロツィンゲン市は、ドイツ連邦共和国の最南西端のブライスガウという地域に位置します。人口は約16,000人。フランス・スイスと国境が接し、街の中にはノイマゲン川が流れており、ボゲーゼン山脈と世界的に有名な黒い森(シュヴァルツヴァルト)に囲まれた温泉保養地です。

1世紀半ば、ローマ軍が現在ドイツの西南部を征服したため、ローマ人の住宅阯、窯を含む製陶所跡や、いくつかの大農場の遺跡が残っています。

「Krozingen」(クロツィンゲン)という地名が初めて登場する文献上の記録は、スイスのサンクト・ガレン修道院の808年の寄贈証明書に、「Scrozzinga」(スクロツィンガ)という名前で記されていたものです。(799年ではないかという学説もあります)
バートクロツィンゲン市の、温暖な気候とライン川沿いの牧歌的田園風景は、地中海の風景をほうふつさせます。

バートクロツィンゲン市の郷土料理は、オクセンフライシュ(牛肉)の洋わさび添え、アスパラガスのパンケーキ添え、ショイフィレ(豚の肩甲骨周辺の肉の煮込み)など。果実のシュナップス、キルシュ、ミラベル等もあります。

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