バートクロツィンゲン市のワイン

更新日:2021年04月01日

ブドウ畑の中の小道を散歩する男性と女性の写真

バートクロツィンゲン市一帯は、マルクグレーフラランドと呼ばれる豊かな粘土質の土壌です。ブドウ栽培に適し、多くの種類のブドウが栽培されています。ドイツ国内ではバーデン地方でしか栽培が許されていないグートエーデル種は、繊細な芳香で軽い口当たりの白ワインに仕上がります。 1994年(平成6年)8月、国際交流5周年記念イベントの開催に時を合わせて、直入ラベルのドイツワインが初上陸しました。バートクロツィンゲン市でワインづくりと販売、そしてワインバーまで幅広く経営するエガットさん自慢のカビネット2,000本です。 このカビネットはその年の2月、直入町の国際交流員のヨアン・バイサット氏を含め20人ほどで試飲し、選び出した期待の一品でした。 その選択は的中。1ヶ月足らずで完売してしまいます。 そして、平成10年にバートクロツィンゲン市から直入町へブドウ園が贈呈されます。 翌平成11年に国際交流10周年記念として訪問団をバートクロツィンゲン市へ派遣。ブドウ収穫祭を行います。そしてワインメーカーのグレックラー氏とエガット氏によって醸造され、「フロインドシャフツ」は直入町に初上陸することとなりました。 翌平成12年のワインの売り上げ数は12,000本に上ります。 平成16年12月9日シュレーダー元首相来日の際、小泉元総理と日独首脳会議の場で「フロインドシャフツ」が試飲されました。 バートクロツィンゲン産のワインは直入の特産品として、多くの町民と長湯温泉に訪れる観光客に愛されることとなりました。 そして平成21年、交流20周年を契機に、新たなワインストーリーが展開しようとしています。 それはバートクロツィンゲン産のワインを竹田・久住・荻地域でも販売するというものです。 ブドウの栽培はもちろん、製造、出荷に至るまで、全てバートクロツィンゲン市内で行われたワインです。 このワインは、多くの竹田市民に加え、専門家であるソムリエやワイン大手商社の代表などが参加した試飲会によって厳選されました。 新たなバートクロツィンゲン産ワインの発売は、姉妹都市との揺るぎない友情が結実した姿なのです。

左右にぶどう畑が広がる道を歩いている男性と女性の写真

バートクロツィンゲン市のぶどう畑

バートクロツィンゲン市の赤ワインと白ワインの写真

バートクロツィンゲン市のワイン

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