三宅山御鹿狩絵巻をデジタルアーカイブで見よう!

更新日:2025年03月20日

【三宅山御鹿狩絵巻】巻一 から 巻八 まで公開!

豊の国情報ライブラリーが令和5年2月から開始した、インターネットを通じて、いつでもどこからでも各館の貴重な資料が閲覧できる『おおいたデジタル資料室』に当館所蔵の「三宅山御鹿狩絵巻」が収録されました!

総延長272m(全16巻合計)にも及ぶ長大な絵巻物をいつでもどこでもお手軽に御覧いただけます。

三宅山御鹿狩絵巻ってなあに?

この絵巻には、文政2年(1819)に11代藩主中川久教が領内の三宅山で行った「御鹿狩」について描いた絵巻です。「押前行列」と呼ばれる出陣・帰陣の様子である行軍を描いています。

淵野真斎ら藩の御用絵師が総力をあげて描き、およそ5年の歳月を費やして、文政7年(1824)に全16巻を完成させました。総延長272mにも及ぶ絵巻の中に、2,762名もの人物が登場します。顔つき、服装、持ち物等、一人ひとりが詳細に描き分けられ、資料としてだけでなく観賞用としても楽しく御覧いただけます。

平成12年(2000)には県指定有形文化財にも登録され、竹田市だけではなく、大分県の貴重な文化財となりました。

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竹田市歴史文化館 由学館

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