Japan Gallery × 竹田市歴史文化館 「I am here Vol.1 ～光源～」

竹田から世界へ ～I am here～

作家の移住を促進してきた大分県竹田市。これまで多様なジャンルの作家が地域に暮らし創作活動を続けている。そんな竹田市在住の作家とその作品を紹介するWEBサイト：Japan Galleryが完成。竹田で日々生まれていく現代アートを世界へ発信。

そして竹田の“今”のアートシーンを、市民をはじめ多くのみなさまへお知らせするため、Japan Galleryと竹田市歴史文化館・由学館のコラボ企画をお届けいたします。

今回は、Japan Galleryで現在紹介中のアーティスト3名【中臣一（竹工芸）・森貴也（彫刻）・前田亮二（染色）】の作品展。竹田を拠点にアートシーンの第一線で活躍する3人の“唯一無二”の作品をご堪能ください。

Japan Galleryコラボ企画展     『I am here Vol.1 ～光源～』

開催期間

2021年6月25日（金曜日）～7月13日（火曜日）

開催場所

竹田市歴史文化館・由学館（〒878-0013大分県竹田市大字竹田2083番地）
特別展示室ちくでん館 ・ 市民ギャラリー

開館時間

9：00～17:00 ※最終入場は16:30まで

休館日

木曜日

観覧料

無料
※この期間、国指定史跡旧竹田荘を観覧される場合は別途料金が必要です。

主催

Japan Gallery （コネクトプラス）
竹田市歴史文化館

竹田市在住の作家とその作品を紹介するWEBサイト。運営は合同会社コネクトプラス（代表：山？奈緒美）が担う。竹田市で活躍する現代アート系作家の作品と竹田ブランドを国内外にPRすることを目的に、市と共同でWEBサイトを立ち上げた。作品そのものの魅力、その作品の制作に対する作家の想い、作品が生み出される竹田市の風土などを丁寧にWEBサイトの中で紹介。

さらにリンクする外部サイト（BASE）で作品を購入することもできる。

中臣 一 （なかとみ はじめ）/バンブーアーティスト・竹芸家

1974年大阪府生まれ。早稲田大学商学部卒業。大学在学中に人間国宝の生野祥雲斎の作品に衝撃を受け、竹芸を志す。大学卒業後、大分県立竹工芸訓練センターで竹工芸の基礎を学ぶ。その後、竹芸家の本田聖流氏に師事。2005年に独立し、オブジェを中心に創作。ボストン美術館をはじめ、ニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各地の美術館やギャラリーで作品を発表している。また、リッツカールトン東京、リッツカールトン京都、福岡空港VIPラウンジなどのアートワークも手がける。パブリックコレクションは、フィラデルフィア美術館、サンフランシスコ・アジア美術館など多数。

森 貴也  （もり たかや） /彫刻家

1981年熊本県玉名市生まれ、大分県竹田市在住。彫刻家。 2005年大分大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修 修了。 2002年に6人で作った作品『夢の跡』が第6回大分アジア彫刻展で優秀賞を受賞。10年後の2012年に、第11回大分アジア彫刻展で 作品『境界』が大分県出身在住作家初の大賞を受賞。 2013年 第25回UBEビエンナーレで作品『境界』が宇部マテリアルズ賞を受賞（現在、作品は大分市美術館の屋外に常設）2017年第72回行動展作品『境界』が行動美術賞（最高賞受賞）。国内外にて個展、展覧会を開催。自身の作品制作の傍ら、子ども達とのワークショップの実施や、大学と連携した空き家の再生などを行う。 パブリックコレクション 8点。

前田 亮二 （まえだ りょうじ） /染色家

1974年愛媛県松山市生まれ、大分県竹田市在住。染色家。2001年大分県立芸術文化短期大学美術専攻科（染色） 修了。 2002年~ 新制作展(‘04’06新作家賞、‘09会員推挙) 2006年 第 19 回全国染織作品展(佳賞) 2007年 京展(楠部賞) 染められた薄い生地（シルクオーガンジー）を重ねた奥行きのある作品を展開中。1枚1枚の淡い色彩が重なり合うことにより、深く優しい色彩に変化させ、やわらかな立体感のある作品を生み出している 国内外にて個展、グループ展、ワークショップなど多数開催。 大分県立芸術文化短期大学非常勤講師 新制作協会会員 Japan Textile council 会員。

アーティストトーク

日時 2021年6月27日（日曜日）14時～15時30分 参加無料

Artist/中臣一・森貴也・前田亮二

Moderator/齊藤美絵