没後100年田近竹邨展
開催趣旨


竹田市は、南画の最高峰の田能村竹田[たのむらちくでん]の生誕地であり、多くの南画家を輩出してきました。田近竹邨[たぢかちくそん](1864―1922)もその一人です。淵野桂僲[ふちのけいせん]から南宗画を学び、のち京都で田能村直入[たのむらちょくにゅう]に師事しました。以後、南画の制作に取り組み、明治41年(1908)の第2回文展(文部省美術展覧会)における三等受賞をはじめ様々な受賞を重ね、大正8年(1919)には帝展無鑑査推薦作家となりました。大正10年(1921)には日本南画院の創立に参加するなど、 南画の復興にも尽力しています。
本企画展では、田近竹邨の没後100年を記念した回顧展として、田能村竹田を敬い南画の復興にも尽力した田近竹邨の画業を、当館コレクションと大塚義章コレクションを中心とする約60点の作品で紹介します。
春から夏に移り変わる季節のなかで、田近竹邨の画世界にゆっくりと浸ってみませんか。皆さまのご来館をお待ちしています。
開催概要
開催期間
2022年5月21日(土曜日)~2022年7月10日(日曜日)
開催時間
9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
休館日
木曜日 6月2日、9日、16日、23日、30日、7月7日
観覧料
高校生以上 500円(400円)
小中学生 300円(200円)
65歳以上 250円
幼稚園以下・各種障害者手帳提示者(付添1名含む)無料
※上記金額で国指定史跡「旧竹田荘」も見学できます
※()は団体料金、20名以上
※城下町パスポート「城下町文化施設共通観覧利用券」で観覧できます
主催
竹田市、竹田市教育委員会
ご来館にあたってのお願い
新型コロナウイルス感染予防のため、以下のことをお願いします。
1.マスクを着用すること。着用がない場合は入館をお断りいたします。
2.入館時に手指消毒を行うこと。
3.スタッフの指示に従い、入館時に検温を行うこと。
4.連絡先の記入にご協力ください。
5.館内ではソーシャルディスタンスを保ち、できるだけ会話を控えてください。
6.発熱や風邪等の症状のある方は、来館をご遠慮ください。
この記事に関するお問い合わせ先
竹田市歴史文化館 由学館
〒878-0013
大分県竹田市竹田2083
電話:0974-63-2200
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更新日:2022年07月10日