岡藩の“ヤマ”と貨幣鋳造

更新日:2022年10月29日

開催趣旨

竹田市をはじめ大分県の大地には、阿蘇山をはじめとする火山活動等により、多彩な地下資源がありました。江戸時代には、各藩が地下資源の採掘に力を入れ、多くの鉱山が開発されました。鉱山の中で、江戸時代を通して比較的安定した経営が続いたのが、岡藩の開発による「尾平山」(豊後大野市緒方町)と「木浦山」(佐伯市宇目町)でした。この二大鉱山では、銀、錫、銅、鉛などが産出されていました。特に「尾平山」は種類が豊富で、「鉱山の博物館」といわれています。

また、寛永​​​​​​13年(1635)、岡藩は江戸幕府から「寛永通宝」の鋳造を命じられ、城下町(古町)に銭座を設けて、4年間にわたって「寛永通宝」を鋳造しました。この背景には、「尾平山」と「木浦山」から錫や銅が採掘されたことがあったようです。

本企画展では、「尾平山」と「木浦山」の様子がわかる史料や採掘された鉱石等により岡藩の二大鉱山を紹介するとともに、城下町(古町)の発掘成果から見えてきた岡藩による貨幣鋳造についても紹介します。

開催期間

2022年9月3日(土曜日)~2022年10月23日(日曜日)

 

開催時間

9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

休館日

木曜日 9月8日、15日、22日、29日、10月6日、13日、20日

観覧料

高校生以上500円(400円)

小中学生300円(200円)

65歳以上250円

幼稚園以下、各種障害者手帳提示者(付添1名含む)無料

※上記金額で、国指定史跡「旧竹田荘」も見学できます

※()は団体料金、20名以上

※城下町パスポート「城下町文化施設共通観覧利用券」で観覧できます

主催

竹田市、竹田市教育委員会

ご来館にあたってのお願い

新型コロナウイルス感染予防のため、以下のことをお願いします。

1.マスクを着用すること。着用がない場合は入館をお断りいたします。

2.入館時に手指消毒を行うこと。

3.スタッフの指示に従い、入館時に検温を行うこと。

4.連絡先の記入にご協力ください。

5.館内ではソーシャルディスタンスを保ち、できるだけ会話を控えてください。

6.発熱や風邪等の症状のある方は、来館をご遠慮ください。

この記事に関するお問い合わせ先

竹田市歴史文化館 由学館

〒878-0013
大分県竹田市竹田2083
電話:0974-63-2200

お問い合わせはこちら