瀧廉太郎没後120年記念 廉太郎と大吉~憾の真実2~

更新日:2024年01月19日

開催趣旨

少年時代を竹田で過ごし、後に日本の近代音楽の扉を開いた瀧廉太郎(1879-1903)。そして、廉太郎を応援し支え続けた従兄の瀧大吉(1862-1902)一家。大吉は、明治16年(1883)5月に工部大学校造家学科を卒業し、建築家として活躍していました。廉太郎は、上京後、大吉のもとに身を寄せて勉学に励みました。大吉は廉太郎の相談相手となり、よき理解者でもあり、音楽学校での勉学についても様々な形で支援しています。大吉が長期出張中には妻・民子が廉太郎を支えました。廉太郎が体調を崩しドイツから帰国した際も大吉と民子が横浜港に出迎え、しばらくの間、廉太郎を療養させていました。大吉は、廉太郎療養中の明治35年(1902)11月、脳溢血で倒れ、亡くなりました。廉太郎が亡くなる約半年前でした。

廉太郎の没後120年にあたり開催する本展では、廉太郎や大吉の生涯・業績やルーツである瀧家について史料や写真、楽譜等の様々な資料で紹介するとともに、遺作となった「憾」に廉太郎が込めた思いについて想像していただきます。

皆さまのご来館をお待ちしています。

 

開催期間

2023年5月20日(土曜日)~2023年7月23日(日曜日)

開催時間

9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで

休館日

木曜日 5月25日、6月1日、8日、15日、22日、29日、7月6日、13日、20日

観覧料

観覧料

一般:500円(400円)

65歳以上 250円

小中学生 300円(200円)

幼稚園以下無料、各種障がい者手帳提示者とその介護者1名は無料です。

 

※( )内は団体料金です【20名以上】

※上記観覧料には国指定史跡旧竹田荘の観覧料を含みます。

ワークショップ「紙巻オルゴール」

【紙巻オルゴール】 ※終了いたしました。

開催日 7月2日(日曜日)

時 間 10:00~16:00

        ※時間内であれば常時行っております

料 金 無料

予 約 不要

 

【なぞって写譜】

開催日 展示期間中 5月20日(土曜日)~7月23日(日曜日)

時 間 開館中 9時~17:00(最終入館 16:30まで)

主催

竹田市、竹田市教育委員会

この記事に関するお問い合わせ先

竹田市歴史文化館 由学館

〒878-0013
大分県竹田市竹田2083
電話:0974-63-2200

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