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(1)財団理事長あいさつ

更新日:2022年06月30日

理事長ごあいさつ

ようこそ、竹田市総合文化ホール《グランツたけた》のサイトにおいでいただきありがとうございます。

公益財団法人竹田市文化振興財団は、2021(令和3)年2月に一般財団法人として設立し、2022(令和4)年4月には公益財団法人の認可を受けました。理事長を務めております九州大学名誉教授・藤原惠洋です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

《グランツたけた》は2018(平成30)年10月に開館、2021(令和3)年4月からは指定管理方式による運営が始まり、当法人が受諾しております。

前身、竹田市文化会館は2012(平成24)年7月の九州北部豪雨による水害で被災し、36年の歴史に幕を下ろしました。市民の熱い要望を受け、あらためて同じ玉来の地にレジリエンス(しなやかな立ち直りや回復)を象徴し安全・安心な機能性を有した竹田市総合文化ホール《グランツたけた》を新築。設計は東京大学名誉教授・香山壽夫先生、全国の名高い公共ホールの設計者としても知られます。「廉太郎ホール」は竹田ゆかりの楽聖・瀧廉太郎にちなんで名付けた大ホール(座席数713)です。豊かな空間を誇る高い天井、多くの反射音を生む内装壁、残響にこだわった最高の響きの良さを生んでいます。市民が気軽に集える多目的ホール・キナーレ。竹田の方言「来なぁえ(お越しください)」にちなんでいます。木造建築の構造体を生かした内装はやさしく温かみがあります、

公募により中学生が名付けた「グランツ(GLANZ)」とは「栄光」「きらめき」「輝く」という意味のドイツ語です。竹田市民の日常に「輝き」が生まれ、舞台に立つ新しい才能が「きらめき」、ホールそのものが竹田の復興のシンボルとして「輝き」続けることを願っています。竹田市民の「芸術文化に触れることや新しい創作活動」の拠点となるとともに、市民が気軽に集い、芸術文化を通して「新しい出会いや、より深い地域のつながり」が得られる“場”をめざします。

竹田市は少子高齢化が急速にすすみ、全国でも最高の高齢化率を示すほどの高齢化社会を迎えていますが、市民が活躍できる地方創生の取り組みも創造的にすすめてきました。

竹田市文化振興財団は、2021(令和3)年4月、新たに土居昌弘市長を評議員代表として迎えました。「いのちを守る」「いのちを育む」「いのちを輝かせる」という市長所信表明は、当財団の芸術文化活動とも深く共鳴するものです。そして、2022(令和4)年4月には公益財団法人の認可を受け、市民の芸術文化拠点となる施設として、芸術文化を通した社会貢献を目的としたミッション(使命)を新たに取り組んでおります。

新型コロナ・ウイルス感染症は、終息の目途は立っておりませんが、各種芸術文化活動は復活の動きを見せています。私たち、ホール運営に携わるものにとっては、万全の対応をとりながら自主文化事業を行っております。それは映像やオンライン公演では決して味わえない「生の舞台」を送り続けていきたいからです。演者によるパフォーマンスは必ず感動しますし、舞台に立つ子どもから人生の先達まで市民の姿は、みな喜びに満ちています。文化や芸術は「安らぎと勇気、明日への希望を与えてくれる(都倉俊一・文化庁長官メッセージから)」のです。

「いのちを守る」「いのちを育む」「いのちを輝かせる」

そういう《グランツたけた》でありたいと願っています。

どうぞ、今後とも当財団の活動に対しまして、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 2022年4月吉日

公益財団法人竹田市文化振興財団

理事長 藤原 惠洋

お問合わせ先

総合文化ホール グランツたけた

〒878-0024
大分県竹田市大字玉来1番地1
電話:0974-63-4837

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