財団情報
理事長ごあいさつ
公益財団法人竹田市文化振興財団(以下「当法人」といいます。)の理事長を令和6年6月から勤めることになりました岩崎哲朗です。どうぞよろしくお願いいたします。
当法人は、令和3年2月に一般財団法人として設立されました。同年4月には、土居昌弘市長を評議員代表として迎え、《グランツたけた》の運営を指定管理方式により受諾しました。なお、令和4年4月、公益財団法人の認可を受けました。
竹田市総合文化ホール《グランツたけた》は、前身の竹田市文化会館が平成24年7月の九州北部豪雨による水害で被災し、36年の歴史に幕を下ろしたことから、多くの市民や多方面の関係者らからの要望があり、5年間議論した上で、同じ玉来の地に、市民の文化創造拠点として、新築されたものです。全国でも多くの公共ホールの設計を手掛けられた東京大学名誉教授・香山壽夫氏の設計により、安心・安全に配慮し、音響に優れ、木の香りに包まれた素晴らしいホールとして、《グランツたけた》は、平成30年10月に開館しました。
「グランツ(GLANZ)」とは、「栄光」「きらめき」「輝く」という意味のドイツ語です。竹田市民の日常に「輝き」が生まれ、舞台に立つ新しい才能が「きらめき」、さらに、ホールそのものが竹田のシンボルとして「輝き」続けることの願いが込められています。命名は、公募による中学生の案が採用されました。
「廉太郎ホール」は竹田ゆかりの瀧廉太郎にちなんで名付けた大ホール(座席数713)です。豊かな空間を誇る高い天井、多くの反射音を生む内装壁、残響にこだわった最高の響きの良さを生んでいます。市民が気軽に集える多目的ホールの『キナーレ』。この愛称は、竹田の方言「来なぁえ(お越しください)」の響きにちなんだものです。木造建築の構造体をそのまま生かした内装は、やさしく温かみがあり、豊かな音響を作り出します。
竹田市は、岡城跡を中心とした城下町を有し、楽聖・瀧廉太郎のふるさとであり、自然、歴史、芸術文化を愛するまちです。令和5年3月、竹田市は、土居市長のもと、「第2次竹田市総合計画」を策定しました。竹田市は、この総合計画において、人生100年時代といわれる今日、市民一人ひとりがこの竹田市で幸せに暮らすことができるよう、市民と協働した持続可能な社会を目指し、将来像を「ひとが輝き 未来へつなぐ いのち溢れるまち『竹田』」とすることを宣言しました。その上で、文化・芸術の振興として、《グランツたけた》は市民及び文化団体の活動の場、学びの場、人々の交流の場として、文化施設の拠点と位置付けられました。
《グランツたけた》は、市民の“芸術文化に触れることや新しい創作活動”の拠点となるとともに、市民が気軽に集い、芸術文化を通して“新しい出会いや、より深い地域の繫がり”が得られる場所を目指します。このため、《グランツたけた》での事業については、自主文化事業を中心に多彩に展開していきます。『音楽館』事業では、一流のアーティストを数週間招き、学校や公民館などの身近な場所で、「本物に触れる、知る」を体験し、グランツで「本物を聴い」ていただきます。『GWSグランツワークショップ』事業では、「~出会いと学び~まちとアートをつなぐ」をコンセプトに、子どもも大人も遊びに来るような感覚で、音楽・演劇・美術など、気軽にアート体験ができます。オーケストラ、オペラ、ジャズから神楽、和太鼓まで用意し、皆さんをお待ちしています。コロナ禍を経て、本物を感じて、ワクワクドキドキして、市民の皆さんに元気になって欲しいと活動していきます。
《グランツたけた》は、市民のみなさんと共に、「ひとが輝き 未来へつなぐ いのち溢れるまち」を目指していきます。
どうぞ、今後とも当財団の活動に対しまして、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年7月吉日
公益財団法人竹田市文化振興財団
理事長 岩崎 哲朗
(2)財団概要
1 竹田市文化振興財団の設立目的と事業内容
名 称:公益財団法人竹田市文化振興財団
所 在 地:大分県竹田市大字玉来1番地1
設 立:令和3年2月5日
商号変更:令和4年4月1日 公益財団法人登記
基本財産:1千万円
設立目的:この法人は、竹田市総合文化ホール・グランツたけた(以下「ホール」という。)を拠点として、竹田市民の多彩な文化芸術活動、人々の交流、生涯学習を通じて、竹田市の魅力を高め、内外に向けて発信し、まちを活性化させる「まちづくりの拠点」として地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする。ホールは、災害を乗り越え希望に満ちた新たな一歩を踏み出す「新竹田ルネサンス」の象徴である。未来を担う子どもたちの豊かな人間形成の場として、また竹田市民が誇りうる場として、その思いを後世に引き継いでいく。
事業内容:この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)ホールの管理運営事業
(2)ホールを拠点とした文化芸術振興事業
(3)竹田市の魅力を内外に情報発信する事業
(4)竹田市の地域活性化を図るための事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
上記の事業については、大分県において行うものとする。
2 沿革
【竹田市】
・2012(平成24)年7月12日 九州北部豪雨による水害で竹田市文化会館が被災。36年の歴史に幕を下ろした。
・2013(平成25)年12月 復興方針を表明「竹田市文化会館」は取り壊して、現在地に新築する
・2016(平成28)年6月 竹田市文化会館(仮称)管理運営基本計画を策定
〃 12月 新文化会館の正式名称が「竹田市総合文化ホール」 に決定
・2017(平成29)年6月 竹田市総合文化ホール管理運営実施計画を策定
・2018(平成30)年7月 竹田市総合文化ホール設置条例施行
〃 10月7日 竹田市総合文化ホール《グランツたけた》開館
・2019(令和元)年11月10日 来館者10万人達成
・2020(令和2)年12月22日 一般財団法人竹田市文化振興財団設立のための基本財産(1千万円)を市議会で可決
【一般財団法人竹田市文化振興財団】
・2021(令和3)年2月5日 一般財団法人竹田市文化振興財団設立
・ 〃 3月22日 一般財団法人竹田市文化振興財団が竹田市総合文化ホール《グランツたけた》の指定管理者に指定される。
・ 〃 4月1日 一般財団法人竹田市文化振興財団による竹田市総合文化ホール《グランツたけた》の指定管理業務が開始。
・令和4年4月1日より、公益財団法人へ移行
3 組織図
4 評議員及び役員名簿(令和6年6月18日現在)
公益財団法人竹田市文化振興財団評議員及び役員名簿 (PDFファイル: 81.6KB)
5 定款
公益財団法人竹田市文化振興財団定款 (PDFファイル: 407.3KB)
6 規程
公益財団法人竹田市文化振興財団役員及び評議員の報酬等及び費用に関する規程 (PDFファイル: 156.6KB)
(3)事業概要
事業概要は理事会資料に基づいて作成しているため、事業計画に変更が生じるこ とがあります。
≪事業計画・事業報告≫
【事業計画】
【事業報告】
≪財務諸表≫
【予算書】
【決算書】
【理事会議事録】
令和6年度第2回理事会2024.6.18 (PDFファイル: 463.0KB)
令和6年度第1回理事会2024.5.20 (PDFファイル: 134.4KB)
令和5年度第1回理事会2023.5.22 (PDFファイル: 145.7KB)
令和5年度第2回理事会2023.9.21 (PDFファイル: 133.4KB)
令和4年度第1回~第4回理事会 (PDFファイル: 661.4KB)
【評議員会議事録】
令和6年第1回評議員会2024.6.18 (PDFファイル: 496.7KB)
令和5年第1回評議員会2023.6.9 (PDFファイル: 116.7KB)
令和4年第1回評議員会 2022.6.6 (PDFファイル: 130.1KB)
【公益財団法人竹田市文化振興財団寄付金取扱規程】
お問合わせ先
総合文化ホール グランツたけた
〒878-0024
大分県竹田市大字玉来1番地1
電話:0974-63-4837
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