医療用セシウム針と思われる物質が一般廃棄物に混入された事件について
竹田市内におきまして、医療用セシウム針と思われる物質が一般廃棄物に混入された状態で収集されるという事案が発生いたしました。当該物質は令和7年7月2日(水曜日)から9月1日(月曜日)の間に飲料の空き缶に入った状態で回収されたものと思われ、9月2日(火曜日)にプレスした状態で出荷されています。
9月29日(月曜日)に事業者の検査で高濃度の放射線量が検出されたとの報告があったことから、今回の混入が発覚したものです。
竹田市では9月30日(火曜日)、清掃センターの施設や設備類の調査を行い、いずれも放射性物質による被曝はないことを確認しています(当該物質は「密封線源」であり線源を除去した後は、当該物質由来の影響は残留しません)。
当該物質の線量については、長時間取り扱わなければ人体への影響はありません。
また、当該物質の影響と思われるような被害の報告は、今のところ入っておりません。
混入発覚後は、原子力規制庁の指導・助言をいただきながら当該物質の確認調査を慎重に進めてまいりました。
調査の結果、当該物質は医療用セシウム針と推定され、針の長さ25mm、直径1mm、重さ1g、調査時の放射能は178メガベクレルであることが判明いたしました。
医療用セシウム針はがん治療に使用する器具ですが、現行の法令ではセシウム針は使用許可を持つ施設のみ使用が認められており、竹田市内で使用許可を持つ施設は確認できておりません。
医療用セシウム針は、本来、「許可使用者」のみが購入可能で、不要になった場合は許可廃棄業者に引き渡す等の対応が法令で定められていることから、放射性同位元素等の規制に関する法律(第19条の2第1項)違反の疑いで、被告発人不詳のまま令和8年2月2日(月曜日)に竹田警察署へ告発状を提出いたしました。
当該物質の特殊性から専門家による調査が必要であり管理に慎重な対応が求められたこと、警察への告発を行うため当該物質の取扱いを確認し相応の対応をする必要があったことなどから、告発状を提出するまで公表を見合わせておりました。
1月28日(水曜日)に放射性物質処理専門機関への引き渡しが完了し、本日竹田警察署へ告発状を提出したことから、今回の公表に至ったものです。
今後は警察の捜査に全面的に協力をするとともに、被告発人が判明した場合は相手方に対し、損害賠償請求等を行ってまいりたいと考えております。
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更新日:2026年02月02日