健診・検査内容
特定健康診査・特定保健指導
特定健康診査(特定健診)は、生活習慣病を発症する前の段階で発見し、生活習慣の改善などで予防することを目的としています。
そのため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状態にある人や予備群となっている人を対象に、生活習慣改善のための保健指導(特定保健指導)を行っています。
特定健康診査
検査項目
問診(既往歴、服薬歴、喫煙歴など)
血圧測定
尿検査(尿糖・尿蛋白)
身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
血液検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、AST、ALT、γ‐GTP、空腹時血糖、HbA1c、クレアチニン)
診察
(注意)医師が必要と認めた場合には、貧血、心電図、眼底検査が追加される場合があります。
特定保健指導
特定健康診査の結果により生活習慣の改善の必要があると判定された方には、保健師や管理栄養士などの専門スタッフが、食事や運動など健康づくりの方法を一緒に考えていきます。
健診結果及び質問票の結果をもとに、保健指導のレベルを生活習慣の改善の必要性が高い順から、「積極的支援レベル」「動機づけ支援レベル」「情報提供レベル」の3つに分け、それぞれに合わせた生活習慣の改善を支援していきます。
30歳代健診
若い世代の健康づくりのため、30歳代の方にも特定健診と同内容の健診を行っています。
検査項目
特定健康診査と同内容
がん検診など
5大がん検診
肺がん・結核検診
胸のレントゲン撮影を行う検査 肺にがんを疑う影がないか調べます。
(注意)上半身に金具、ボタン類プリント類のついていない衣服着用をお願いします。
胃がん検診
バリウムを飲み、胃の中の粘膜を観察する検査 です。
(注意)検査の前日:アルコールは飲まず、21時以降食べないようにしてください。牛乳やジュースなども飲まないでください。
検査の当日:飲食不可(あめガムも不可) 水は(200ミリリットル程度)は検査の2時間前までなら飲んで良いです。血圧、心臓病の薬は検査の2時間前までに飲み、糖尿病の薬やインシュリンは使用しないでください。たばこは吸わないでください。
大腸がん検診
採便して便に混じった血液を検出する検査です。 (通常は微量で目には見えません)
事前に採便器が必要です 健診前日か当日の便を採取してください。
乳がん検診
マンモグラフィー:乳房を片方ずつ挟んで撮影する検査 小さいしこりや石灰化を見つける検査です。
超音波:超音波を使用して乳房の状態をみる検査です。
子宮がん検診
子宮入口をブラシでこすって細胞を採り調べる検査です。
(注意)生理の時は避けた方が良いです。スカート等検診の受けやすい服装が良いです。
乳がん、子宮がん検診には新型コロナウイルス感染予防対策で、共有の検査着等が使えない為、バスタオルなど大きめのタオルをご持参ください。
その他の検診
肺がん(喀痰)検診
3日間喀痰を採取し、痰の中に出てきたがん細胞の有無を調べます。
喫煙歴が長く、喫煙本数が多い方に受診をおすすめしています。
前立腺検診
血液検査で前立腺がんの可能性を調べます。
骨密度検診
測定機器により骨量を調べます。骨粗しょう症の状況を知ることができます。
肝炎ウイルス検査
血液検査でB型肝炎、C型肝炎の感染を調べます。
尿細胞診
尿の中に出現している細胞を顕微鏡で観察し、がんや炎症性疾患を調べます。
尿潜血検査陽性の方を対象に実施しています。
心電図
両手両足胸部につけた電極から心臓の活動により発生した電位変化を記録し 心臓の働きやリズムを調べます。
眼底検査
暗い部屋で片眼ずつ光を当て、眼の奥の網膜を撮影し血管・網膜・視神経の状態を調べます。
貧血検査
血液検査でヘモグロビンや赤血球数などを調べます。
腹部超音波検査
内臓(胆のう、肝臓、腎臓など)の腫瘤、結石、嚢胞などの発見のため、超音波を使用して腹部の状態を調べる検査です。
S状結腸内視鏡検査
出血の少ない早期がんや大腸ポリープの発見のため、できやすい直腸とS字結腸(肛門から40~50センチ)をカメラで調べる検査です。
フレイルチェック
対象地区の地区巡回健診会場で75歳以上の方にフレイルチェックを行っています。
※フレイルとは虚弱ともいわれ、健康と要介護状態の間の状態をいいます。
この記事に関するお問い合わせ先
竹田市保険健康課 国保・高齢者医療係
〒878-8555
大分県竹田市大字会々1650番地
電話:0974-63-1111(内線172・177・178・179)
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更新日:2023年01月24日