なくそう食品ロス!~3キリ運動に取り組もう~
生ごみの削減には3キリ運動の取り組みを!
身近な環境問題の取り組みとして、ゴミの減量化がありますが、その中で私たちが家庭で出来る取り組みとして、3キリ運動があります。
家庭から出るごみの中で最も多いのが生ごみです。
この中には、「食べ残し」や「手をつけていない食料品」がたくさん含まれています。
また、生ごみの80%は「水分」が占めると言われています。
竹田市では、「3キリ運動」を推進し、生ごみそのものを減らす意識啓発に取り組んでいます。
3キリ運動って何?
家庭から出るごみの中で最も多いのが生ごみで、そのほとんどが台所から出る食材の生ごみと言われています。
3キリ運動は、食べキリ・使いキリ・水キリ。この3つの合言葉で、生ごみの減量に取り組む運動です。
食べキリ
安いからといって食品をまとめ買いしてしまうのは、食材を腐らせてしまう原因になってしまいます。
買い物に行く前に、冷蔵庫の中をよく確認して、必要な分だけ買うようにしましょう。
また、冷蔵庫の中をこまめにチェックして食材の「賞味期限」や「消費期限」が切れてしまう前に食べましょう。
~賞味期限と消費期限の違いはご存じですか?~
賞味期限は、「食品を正しく保管していれば、おいしく食べることができる期限」で、お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。
消費期限は「期限を過ぎたら食べない方がいい、安全に食べることができる期限」で、スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。
ただし、消費期限も賞味期限も、袋や容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したものです。一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
使い(切り)キリ
食べ残しなどを減らすために、料理は食べられる量だけにしましょう。
食べきれずに残ってしまった場合は、早めに食べましょう。また、中途半端に残った食材は、別の料理に活用するなど、食べきる工夫をしましょう。
まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」。少しの心がけで、食品ロスは激的に減らせます。「もったいない」は世界共通の合言葉です。
水キリ
きっちり水キリをして捨てましょう!
水切りのポイントは、3つです。
1.「濡らさない」
野菜のヘタなど、料理に使えない部分は洗う前に切り落としましょう。
2.「しぼる」
三角コーナーや水切りネットを活用して「ぎゅっと」ひと絞りしましょう。今は、様々な水切りグッズがありますので、そちらも活用して、楽に簡単に取り組みましょう。
3.「乾燥させる」
お茶柄や野菜の皮などは、水分をたくさんふくんでいるので、一晩乾燥させて、捨てましょう。
トウモロコシの皮、カボスの皮などは、一晩干すことで、かなりの水分を飛ばすことが出来ます。
~地球環境の負荷軽減のために~
現在竹田市では、生ごみを焼却施設で処分していますが、生ごみには水分が大量に含まれているため、焼却する際に大きなエネルギーが必要とされています。
このような問題を改善するためにも、みんなで3キリ運動を実践し、生ごみの減量に取り組みましょう。
更新日:2024年08月16日