この要領は、竹田市が発注する公共工事の発注の見通し、入札及び契約の過程並びに契約の内容に関する事項の公表の手続に関し必要な事項を定めるものとする。

第2　発注見通しに関する事項の公表

(1)　契約担当者は、毎年度、4月1日(当該日において当該年度の予算が成立していない場合にあっては、予算の成立の日)以後遅滞なく、当該年度に発注することが見込まれる公共工事(設計金額が130万円を超えないと見込まれるもの及び公共の安全と秩序の維持に密接に関連する公共工事であって、市の行為を秘密にする必要があるものを除く。)に係る次に掲げるものの見通しに関する事項を、公表するものとする。

ア　工事の名称

イ　工事の場所

ウ　工事の期間

エ　工事の種別

オ　工事の概要

カ　入札及び契約の方法

キ　入札を行う時期(随意契約を行う場合にあっては、契約を締結する時期)

(2)　(1)の規定により公表した事項については、10月1日を目途として見直すものとし、当該事項に変更がある場合には、変更後の当該事項について、遅滞なく公表するものとする。

(平27告示30・一部改正)

第3　入札の過程に関する事項の公表

契約担当者は、競争入札に付する公共工事(公共の安全と秩序の維持に密接に関連する公共工事であって、市の行為を秘密にする必要があるものを除く。)に係る次に掲げる事項を、(1)については指名通知後、(2)及び(3)については入札終了後(総合評価落札方式による入札においては、落札者決定後)、(4)については処理終了後、速やかに公表するものとする。

(1)　指名結果

ア　工事の名称

イ　工事の場所

ウ　入札予定日

エ　指名した者の商号又は名称

(2)　入札結果(ク及びケについては、契約の相手方決定後とする。)

ア　工事の名称

イ　工事の場所

ウ　入札日

エ　一般競争入札に参加しようとした者の商号又は名称並びにこれらのうち当該競争に参加させなかった者の商号又は名称及びその者を参加させなかった理由

オ　入札者の商号又は名称及び入札金額(落札者がない場合において、入札執行後引き続いて地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の2第1項第6号により随意契約するものについては見積金額を含む。)

カ　落札者の商号又は名称及び落札金額

キ　予定価格

ク　低入札価格調査基準価格又は最低制限価格

ケ　低入札価格調査結果の概要

(3)　指名競争入札を行った場合におけるその者を指名した理由

(4)　入札及び契約に関する苦情を申し出た者の名称、苦情の内容及びその処理の結果

(平20告示16・一部改正)

第4　契約の内容に関する事項の公表

契約担当者は、公共工事(予定価格が130万円を超えないもので随意契約を行ったもの及び公共の安全と秩序の維持に密接に関連する公共工事であって、市の行為を秘密にする必要があるものを除く。)に係る次に掲げる事項について、契約締結後、速やかに公表するものとする。

ア　契約の相手方の商号又は名称及び住所

イ　工事の名称

ウ　工事の場所

エ　工事の種別

オ　工事の概要

カ　工事着手の時期及び工事完成の時期

キ　契約金額

ク　随意契約の相手方を選定した理由(随意契約を行った場合に限る。)

ケ　契約の変更にあっては、変更の理由

(平27告示30・一部改正)

第5　公表の方法

(1)　公表は、公衆の閲覧に供することにより行うものとする。

(2)　閲覧所を、第2に掲げる事項にあっては市本庁舎内の別に定める場所に、第3及び第4に掲げる事項にあっては各設計担当課(所・室)に置く。

(3)　閲覧に際しては、閲覧場所に閲覧簿(様式第1号)を備え、閲覧者に必要事項を記載させた後に、次に掲げる書類を閲覧に供するものとする。

ア　発注見通し　公共工事発注見通し一覧表(様式第2号)

イ　指名結果　指名結果一覧表(竹田市契約事務規則(平成17年竹田市規則第59号)に規定する様式第11号)

ウ　入札結果　入札(見積り)結果一覧表(竹田市契約事務規則に規定する様式第10号)

エ　指名した理由　指名業者選定理由書(様式第3号)

オ　契約の内容　工事台帳(閲覧用)及び随意契約理由書

カ　低入札調査結果の概要　低入札価格調査結果概要書

キ　苦情処理の概要　苦情申立ての書面並びに回答書並びに再苦情申立書及び市長が回答を行った書面

(平19告示51・平20告示16・一部改正)

第6　公表期間

契約担当者は、第2に掲げる事項にあっては当該年度の3月31日まで、第3及び第4に掲げる事項にあっては閲覧に供する書類の発生年度の翌年度の3月31日まで公表するものとする。

附則

附則(平成19年告示第51号)

附則(平成20年告示第16号)

附則(平成27年告示第30号)