丸山生活改善センター運営委員会

更新日:2021年11月05日

第9回スポーツ振興賞《スポーツ庁 長官賞》を受賞しました

スポーツ振興賞とは

公益社団法人日本スポーツ健康産業団体連合会と一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構が共同で、スポーツや障がい者スポーツを通じて健康づくりをし、ツーリズムや産業振興、地域振興(まちづくり)に貢献している団体・グループ・企業の活動を顕彰するものです。

今回、丸山自治会(丸山生活改善センター運営委員会) の取組みが評価され、見事標記の賞を受賞されました。

作品名:限界集落の小さな挑戦「田んぼで SUP」

受賞者:丸山自治会(丸山生活改善センター運営委員会)【大分県竹田市】

作品の概要

SUP

SUPを楽しむ親子連れ

九州中央の山間地に位置する竹田市久住町「丸山自治会」の人口は37人。高齢化率は52%を超えた、小さな集落です。昨年度、第8回スポーツ振興賞に限界集落の小さな挑戦「スポーツ合宿誘致による地域づくり」のテーマで応募をしました。
平成28年度に老朽化した自治会公民館を改修し、スポーツ合宿の拠点施設として令和元年度には延べ700名近い選手を受け入れたものの、令和2年度はコロナ感染症の影響を受け、宿泊受入数は0となり地域活性化の目玉となっていたスポーツ合宿は影を潜めてしまいました。
新たな地域活動を模索する中、丸山自治会の主要産業は農業(水稲)であり、田んぼを使ったスポーツ活動ができないかを考えたところ、周辺地域はプール以外に水遊びができる場所がないことから、SUP体験ができないかとの話になり、B&G財団様から快くSUPの貸出承諾を得て、体験活動実施の運びとなりました。作付け前の田んぼ、3,000 平方メートルに 15 センチメートル程の水を張り、SUP2艇を浮かべ、4月18日に試験体験、4月25日~5月3日までの土日、祝日に実施したところ、全国的にも珍しい田んぼでのSUPを多くの方に体験していただきました。小さなことですが限界集落が様々なアイディアを出し、地域づくりに取組む姿を全国に発信できればと考えております。

選考委員の受賞作品に対するコメント

SUPと田んぼの発想が面白く、着眼点が新鮮で、素晴らしいアイデアと取組です。次年度以降も新たなアイデアが出てくることを期待します。川や湖等の自然資源がない中、田んぼを活用しSUPヨガを実施するなど工夫がみられます。自治会として限界集落の中で、魅力づくりにチャレンジし続けている点を評価します。人口減少に歯止めのかからない集落での公民館コミュニティーの活動や、スポーツ観光のユニークなコンテンツを開発し、遊び心満載の事業ができている点にこの集落の強さを感じます。

授賞式

  • 日時:2021年12月1日(水曜日)13:30~15:30
  • 会場:東京ビッグサイト南展示棟

今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、受賞者及び関係者のみの参加。

関連サイト

農林水産省のホームページに掲載されました

農山漁村活性化事例集(R2)

限界集落の小さな挑戦 合宿による地域づくり

限界集落の小さな挑戦

合宿による地域づくり

農林水産省では、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として農山漁村活性化の優良事例を募集・選定し全国に発信しています。

第7回目となる令和2年度については、九州農政局管内から52団体及び5個人から応募があり、このほど「農山漁村活性化事例集(R2)」としてとりまとめられ公表されました。

大分県のホームページに掲載されました

知事通信「県政ふれあいトーク」

この記事に関するお問い合わせ先

竹田市 総合政策課 政策推進係


〒878-8555
大分県竹田市大字会々1650番地
電話:0974-63-1111(代表)(内線221・222)
   0974-63-4801(直通)

お問い合わせはこちら