中山間地域等直接支払制度実施状況の公表について

1．中山間地域等直接支払制度とは

中山間地域は、平場地域と比べて自然条件が厳しく、生産条件の格差が大きいことから担い手の減少、耕作放棄地の増加など、過疎や高齢化が進んでいます。

中山間地域等直接支払交付金は、農業生産条件の不利な中山間地域等において、集落等を単位に、耕作放棄の防止、水路農道等の管理などを継続していくための取決め（協定）を締結し、それにしたがって農業生産活動等を行う場合に、対象となる面積に応じて一定額を交付する制度です。

竹田市には、184の集落協定（令和5年度現在）が締結され、農用地、水路及び農道等の管理活動、周辺林地の管理、鳥獣害対策など農業生産活動等を継続するための活動に取り組んでいます。

また、竹田市は、交付金の10割交付の要件である「集落戦略」の取組みに全集落協定が取り組んでいます。集落戦略とは、協定農用地の将来像並びに協定農用地を含む集落全体の将来像、課題、対策について、協定参加者で話合いを行いながら作成する集落全体の指針のことです。

集落協定が「農業生産活動等として取り組むべき事項」は次のとおりです。

1.耕作放棄の防止等の活動

2.水路、農道等の管理活動

3.多面的機能を増進する活動（景観作物の作付け等）

集落協定が「農業生産活動等の体制整備として取り組むべき事項」は次のとおりです。

1.協定農用地等保全体制の整備

2.集落戦略の作成（6から10年後の協定農用地一筆ごと及び集落全体の将来像）

竹田市農政課農業振興係

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大分県竹田市大字会々1650番地
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