[10月3日] ソプラノ中嶋彰子 レクチャーコンサート マダム・バタフライを聴いてみよう!

更新日:2021年04月01日

ソプラノ中嶋彰子 レクチャーコンサート マダム・バタフライを聴いてみよう!のチラシ表
ソプラノ中嶋彰子 レクチャーコンサート マダム・バタフライを聴いてみよう!のチラシ裏

音楽の都ウィーンで日本人ソプラノ歌手として歌い続け、ウィーン・フォルクス・オーパーの歌姫として愛されてきた中嶋彰子のレクチャーコンサートです。
プッチーニの代表的なオペラ「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」の魅力を、中嶋彰子の語りと歌声でお届けするオペラ入門編です。
本場ウィーンの歌声×廉太郎ホール、贅沢なひとときをお楽しみください。

プログラム

(注意)プログラムは変更になる場合があります。予めご了承ください。

第1部 廉太郎の時代とウィーン

瀧廉太郎が音楽を志し希望に満ちた青春時代、ヨーロッパではどんな音楽が生まれたのだろう?
廉太郎の歌、そして彼が留学した当時のドイツの歌曲、同時代のウィーンの名曲をお届けします。

  • 瀧廉太郎:「花」「雪」
  • ジーツィンスキー:「ウィーン我が夢の街」

第2部 マダム・バタフライとオペラのヒロインたち

世界で上演され続けている「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」を中心に、オペラのヒロインたちが歌うオペラアリアをお届けします。

  • ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
     第2幕 アディーナのアリア「これを受け取って、あなたは自由よ」
     
  • グノー:歌劇「ファウスト」
     第3幕 マルグリートのアリア「宝石の歌」
     
  • メサジェー:歌劇「お菊さん」
     第3幕 お菊さんのアリア「ある晴れた日」
     
  • プッチーニ :歌劇「蝶々夫人」
     第2幕 蝶々さんのアリア「坊やのお母さんは」
     第2幕 蝶々さんのアリア「ある晴れた日」 

開催概要

竹田版「マダム・バタフライ」プロジェクト
三井住友海上文化財団 ときめくひととき 第876回
ソプラノ中嶋彰子 レクチャーコンサート マダム・バタフライを聴いてみよう!

日時

2020年10月3日(土曜日)(開場13時30分/開演14時)

出演

中嶋彰子(ソプラノ)、古賀美代子(ピアノ)

会場

竹田市総合文化ホール グランツたけた 廉太郎ホール

入場料

一般1,500円(ワンドリンク付き) (全席指定/消費税込)、高校生以下無料(要入場整理券:グランツたけたのみ取り扱い)

(注意)本コンサートは公益財団法人三井住友海上文化財団の助成により特別料金に設定しています。

チケット取扱い

グランツたけた/トキハ会館プレイガイド/ライブポケット/ローソンチケット

チケット発売

8月8日(土曜日)10時〜

  • (注意)未就学児の入場はご遠慮ください。有料託児サービス有:9月25日(金曜日)締切
  • (注意)前売券が完売の場合、当日券の販売はありません。

主催

竹田市総合文化ホール グランツたけた(竹田市)、大分県、公益財団法人三井住友海上文化財団

お問合せ

竹田市総合文化ホール グランツたけた(竹田市)
電話.0974-63-4837
住所:〒878-0024 大分県竹田市玉来1-1

後援

大分二期会、大分合同新聞社

出演者ご紹介

ソプラノ・中嶋彰子 NAKAJIMA Akiko

白いドレスを着た中嶋彰子さんの写真

シドニー音楽院/シドニー大学卒業。90年全豪オペラ・コンクール優勝。シドニーとメルボルン、両オペラハウスでデビュー。92年ナポリのサン・カルロ歌劇場にて、ムゼッタ役で欧州デビュー。同年ヨーロッパ国際放送連合より最優秀賞受賞。99年ドイツ・オペルンベルト誌の年間最優秀新人賞受賞。同年ウィーン・フォルクス・オーパーと専属契約する他、N響のソリストとして日本本格的デビューを果たす。オペラでは、2014年千住明作曲「滝の白糸」、2017年笈田ヨシ演出「蝶々夫人」などに出演し、52役をレパートリーに持つ国際派オペラ歌手である。
コンサート分野では、メータ、ブロムシュテット、小澤征爾、大野和士らの指揮で各国のオーケストラと共演。「NHKニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」などテレビ出演も数多い。
近年、演出、企画プロデュースにも力を入れ、2016年には『夢幻能/月に憑かれたピエロ』をスイスのシオン音楽祭にて客演、2018年には平成30年度文化庁文化交流使の笠松康洋作曲オペラ『人魚姫』をウィーンのダス・オフテアターにて演出/プロデュースし、高い評価を受ける。
第14 回「出光音楽賞」受賞。ウィーン・墺日協会音楽監督。一般財団法人群馬オペラアカデミー「農楽塾」総監督。ウィーン市立音楽芸術大学(MUK)教授。

ピアニスト・古賀美代子KOGA Miyoko

グランドピアノに左手をかけ、薄紫のドレスを着た古賀美代子さんの写真

大分県日田市出身。3歳よりピアノを始める。
教員を志し福岡教育大学に進学した後、演奏家への道を目指すようになり、ハンガリーのリスト・フェレンツ音楽院にて研鑽を積む。
これまでに、PTNAピアノコンペティションF級九州大会第1位、全国決勝大会入選。NHK交響楽団コンサートマスターによるマロプロジェクト最優秀ピアニスト受賞。日本演奏連盟新進演奏家育成プロジェクト合格、九州交響楽団とのピアノ協奏曲(メンデルスゾーン作曲ピアノ協奏曲第1番)共演など。
卒業後はJRクルーズトレイン「ななつ星」の演奏乗務員などを経て、九州を中心に主に器楽奏者や声楽家との共演ピアニスト、合唱の伴奏ピアニストとして活動を行っている。また、石橋文化センターやグランツたけた、パトリア日田などの文化ホールの事業に度々出演している。 現在、主に声楽家や器楽奏者との共演ピアニスト、合唱の伴奏ピアニストとして九州を中心に演奏活動を行っている。

竹田版『マダム・バタフライ』プロジェクトとは?

プッチーニ作曲の歌劇「マダムバタフライ(蝶々夫人)」は、日本人がよく知るオペラの一つですが、ヒロイン・蝶々夫人のモデルとなったのが実在する人物、しかも竹田の女性だった!?ということを知る人は少ないのではないでしょうか?
2020年度から始動する竹田版『マダム・バタフライ』プロジェクトでは、蝶々夫人のモデルと言われる竹田ゆかりの二人の女性、ツルとカネの生涯をたどり、「マダム・バタフライ」誕生の秘話に迫ります!

オペラ「蝶々夫人」あらすじ

明治初めの長崎が舞台。
芸者の蝶々さんはアメリカ海軍士官ピンカートンと幸せな日々を過ごします。
やがて母国に帰ったピンカートンを待ち続け3年の時が過ぎたころ、ピンカートンはアメリカ人の妻を伴って長崎に戻ります。
蝶々さんは絶望の果てに一人死を選ぶのです。

この記事に関するお問い合わせ先

総合文化ホール グランツたけた

〒878-0024
大分県竹田市大字玉来1番地1
電話:0974-63-4837

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