[11月22日]耕す里の神楽舞 高千穂の夜神楽×御嶽神楽

更新日:2021年04月01日

国指定重要無形民俗文化財、日本を代表する神楽がグランツたけたで出会う

高千穂の夜神楽と御嶽神楽が竹田市で行われるチラシ
高千穂の夜神と御嶽神楽の説明が書かれたチラシ

日本を代表する神楽がそろい踏み!

天孫・ニニギノミコトが降り立った地である高千穂の夜神楽は、約800年の歴史があり、今も神楽宿に神様をお迎えして夕方から翌日の昼前まで舞い続けられます。
“武者”が登場する独特のスタイルを保持する御嶽神楽は、今から600年前、豊後の守・大友親隆の時代、薩摩への戦勝記念に舞われたことが起源と言われています。
祖母・傾・大崩といった九州最高峰級の急峻な山々や美しい渓谷を隔てた二つの神楽は独自の舞が伝承されており、日本文化の多様性を知る上でも貴重な舞台となることでしょう。

開催概要

日時

2020年11月22日(日曜日)開場13時/開演13時30分/終演16時(予定)

会場

竹田市総合文化ホール グランツたけた 廉太郎ホール

入場料

 

一般 1,500円、竹田市民価格:1,000円、高校生以下無料(全席指定/消費税込)

演目(予定)

高千穂神楽

「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」

御嶽神楽

「貴見城」「八雲払」

耕す里の美味しいものマルシェ

公演にあわせ、だんご汁やとり天など、地元竹田の味を楽しめるマルシェを開催いたします。

時間

11時〜15時

会場

市民ラウンジ

高千穂の夜神楽

白い衣装を着て顔にお面を被り右手に神楽鈴を持った奉仕者殿(ほしゃどん)が舞っている写真

日本神話ゆかりの地として知られる宮崎県高千穂町では、個人宅や公民館などの「神楽宿」にて夜を徹して氏神に神楽を奉納する「夜神楽」が毎年11月から翌年2月にかけて18の集落ごとに奉納されている。また、観光客向けの「高千穂神楽」は、33番の舞から代表的な4つを、1年365日毎日高千穂神社にて上演している。演者を務めるのは、各集落の奉仕者殿たちである。一年を通して舞を披露する機会があるため、技芸の向上や、モチベーションの維持につながり、後継者の育成に大きな役割を果たしている。人口減少が進む中でも、奉仕者殿の人数は初心者も含めて500人あまり。そのうち、約140人は10代から20代の若者である。2017年に「高千穂の夜神楽伝承協議会」を設立。ユネスコの無形文化遺産登録を目標に掲げている。2019年サントリー地域文化賞を竹田市の瀧廉太郎記念音楽祭と同時に受賞した。

御嶽神楽

あでやかなオレンジ色で胸に「嶽」と書かれた衣装を着ており、赤い髪のお面を被りしめ縄のような物を両手で持って舞っている写真

宝徳元年(1449年)、豊後国の守護であった大友氏第14代当主大友親隆が日向行縢山での薩摩への戦勝を記念して創建した御嶽神社で奉納されたのが始まりとされる。その後、江戸時代中期に加藤長古が出雲神楽の型を取り入れて現在の神楽の型を完成した。大分県南部や熊本県阿蘇地方に分布する御嶽流神楽の起源であり、その代表といえる神楽である。第二次世界大戦後には、一時は過疎化により存続が危ぶまれた時期もあったが、村を挙げての保存活動によって再び盛んとなった。

神楽は神話の時代のものだが、御嶽神楽には何故か「武者」が登場する珍しいスタイルを保持している。全国的にも珍しく特徴的なのが“花道”と呼ばれる舞殿脇の傾斜舞台。「登場・中心の舞・退場」の三部構成は、他の地域では例を見ないもので、花道における熟練の“出ハ”、若き武者の“帰りは”も見どころの一つ。

プレイガイド情報

チケット発売 9月19日(土曜日)10時〜

  • グランツたけた (注意)お電話での予約受付はございません
    9時~19時(注意)休館日を除く(月曜日休館、月曜が祝日の場合はその翌平日)
  • トキハ会館プレイガイド (大分市)11月18日(水曜日)まで
    営業時間10時~19時 電話番号097-538-3111(代表)
  • ローソンチケット 11月20日(金曜日)23時59分まで
    Lコード:82294 (24時間)
  • ライブポケット 11月20日(金曜日)23時59分まで
    24時間 専用ページ
     
  • (注意)市民価格はグランツのみで販売します。購入の際は竹田市民であることが証明できるもの(免許証等)が必要です。
  • (注意)お電話での予約受付はございません、グランツたけた窓口のみのお取扱いとなります。
  • (注意)車いす席をご希望の方はお電話にてお問い合わせください。
  • (注意)購入後のチケット変更・キャンセル、および営利目的のチケットの転売は出来ません。
  • (注意)公演中止の場合を除き、チケット料金の払い戻しは致しません。
  • (注意)有料託児サービスあり。申込み〆切:11月15日(日曜日)

主催

竹田市総合文化ホール グランツたけた(竹田市)、竹田市伝統文化活性化実行委員会

共催

大分県民芸術文化祭実行委員会

後援

大分合同新聞社、NPO法人大分県芸振

新型コロナウィルス感染拡大防止について

グランツたけたでは、全国公立文化施設協会作成のガイドラインに則り、新型コロナウィルス感染拡大防止に十分配慮し公演を実施します。
ご来場の際は、咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指消毒の徹底をお願いします。咳・咽頭痛等症状がある方、37.5度以上の熱のある方の来場は出来ません。

この記事に関するお問い合わせ先

総合文化ホール グランツたけた

〒878-0024
大分県竹田市大字玉来1番地1
電話:0974-63-4837

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