令和6年度秋季特別展 『 彫塑生面 ー 生誕150年 渡邊長男 ー 』

作品名:【仔犬】
日暮里のアトリエにて(写真)
開催趣旨
明治~昭和初期の銅像彫塑の権威であった渡邊長男(おさお) は、明治7年(1874)に、元岡藩士の家系で上井田村(豊後大野市朝地町)村長を務めた渡邊要蔵の長男(ちょうなん)として生まれました。明治32年(1899)に東京美術学校彫刻科を卒業し、彫塑作品の制作に取り組みます。
「明治天皇御尊像」や「廣瀬中佐と杉野兵曹長像」、「菅原道真公像」など数多くの人物彫刻を制作しました。東京日本橋の欄干の「麒麟像」と「獅子像」も有名です。竹田市内にも、「子育観音像」「廣瀬中佐像」「田能村竹田像」等があります。長男に影響され、実弟の朝倉文夫も彫刻を志しました。
本展では、生誕150年を記念した回顧展として、渡邊家に遺された渡邊長男のブロンズ作品や資料を中心に、彫塑に新しい境地(彫塑生面 ちょうそせいめん)を切り開いていった渡邊長男の人生や作品を紹介します。
皆さまのご来館をお待ちしています。
開催日時
令和6年9月7日(土曜日)~12月15日(日曜日)
前期:9月7日~10月30日
後期:11月1日~12月15日
9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
休館日
木曜日
観覧料
観覧料
一般:500円(400円)
65歳以上 250円
小中学生 300円(200円)
幼稚園以下無料、各種障がい者手帳提示者とその介護者1名は無料です。
※( )内は団体料金です【20名以上】
※上記観覧料には国指定史跡旧竹田荘の観覧料を含みます。
【関連イベント】
彫刻をさわるワークショップin竹田 ※終了いたしました。
日 時:9月14日(土曜日)10時~15時(昼休憩含)
会 場:グランツたけた ホワイエ、芝生広場、竹田市歴史文化館・由学館
定 員:20名(参加費無料・要予約)
講 師:田中修二氏(日本大学藝術学部美術学科教授)
村上祐介氏(大分大学教育学部准教授)
お申し込みは、お電話にて グランツたけた(0974-63-4837)
詳細は、下記リンクよりご確認ください。
GWS(グランツ・ワークショップ) vol.15『彫刻をさわるワークショップ』
会いに行ける竹田市周辺の渡邊長男作品!
渡邊長男の作品は、竹田市内で見ることができます。
城下町の散策と共に郷土の人物彫刻作品を堪能されませんか?
題字揮毫
本展の題字は、日隈有咲さん(大分県立竹田高等学校2年)に御揮毫いただきました。
主催
竹田市、竹田市教育委員会
後援
大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム
この記事に関するお問い合わせ先
竹田市歴史文化館 由学館
〒878-0013
大分県竹田市竹田2083
電話:0974-63-2200
お問い合わせはこちら
更新日:2024年09月21日