「今後の学校のあり方について」説明会の開催状況

更新日:2023年12月06日

竹田市立小中学校の「今後の学校のあり方」につきまして、令和3年6月28日からPTA役員の 説明からスタートして、保護者全体、また当該中学校に将来通う予定の小学校、並びに未就学児の保護者の説明会と回を重ねて行ってきました。学校統合の案をお示ししながら、竹田市長期総合教育計画をもとに、竹田の将来の子どもたちのために、一定程度の集団での教育環境を整えたいと学校統合の必要性を説明してきました。生の声で話し合うということを意識し、意見交換を行ってきました。賛否両論がある中でありますが、いろんな意見をいただきました。
小中学校6校においてこの統合案をお示ししていますが、それぞれの保護者のなかの統合賛成に対する思い、存続に対する思いがあります。学校によって進捗は異なりますが、ご理解いただけるよう地域も含め検討委員会を設置し、課題解決に向けて協議しながらさらなるご理解を得るよう努めてまいりたいと思います。なお、この統合検討委員会の設置が、そのまま「統合決定」を意味するものではありません。

竹田市長期総合教育委計画(令和3年度~令和7年度)抜粋

<適正な学校規模への対応>

 小学校については、地域で子どもを育てるという基本理念から、また学校教育にも欠かせないコミュニティを地域に残すため、各学校の魅力・特色を活かし、まずは存続することを念頭に置きます。しかし、少子化を背景に全小学校が小規模校であることから、地域や保護者の声を十分拝聴した上で、諸々の事情から学校存続が難しくなった場合には、学校再編について検討します。その際、最終的な配置の在り方は、竹田地域に2~3校、その他の地域に各1校の配置を基本とします。

 中学校については、義務教育の最終段階であり、小学校教育の学びをふまえ、生徒の能力を伸ばしつつ、社会自立の基礎、国家・社会の形成者としての基本的資質を養うことを目的としています。このため、単に教科書等の知識や技能を習得させるだけではなく、生徒自身による自主的・自律的な教育活動等を通じて、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨しながら、思考力や表現力、判断力、問題解決能力などを育み、社会性や規範意識を身につけさせることが重要になります。また、部活動を含め多様な選択肢の中から、自己を成長させ、それぞれの可能性を伸ばしていける場を選べる環境も必要です。そうした教育環境を子どもたちに提供するためにも、全中学校が小規模校である現状を鑑み、一定の集団規模(1学年2学級)を維持することを原則として、地域や保護者の声を聴きながら、再編による配置を推進していきます。

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