2025年6月26日の動き

更新日:2025年06月26日

大分市、豊後大野市、竹田市、中九州横断道路の大分県沿線自治体、団体などで組織する「豊肥・地域高規格道路建設促進期成会総会」をグランツたけたで開催しました。
令和7年度 豊肥・地域高規格道路促進期成会総会
令和7年度、中九州横断道路では熊本環状連絡道路 約3.9kmが新規事業化され、中九州道全線120kmのうち、100km以上が着手されております。

 

しかしながら、4月の新聞報道では道路政策に対する否定的な特集が掲載され、中九州横断道路の竹田管内について道路整備が進んでいるにもかかわらず、まるで車が通っていないかのような印象を与える内容が記載されました。沿線の皆様にとっては憤りを感じる報道だったのではないでしょうか。

 

中九州横断道路は、平成6年に計画路線となって以来30年以上にわたり皆様と共に取り組んできた事業です。この道路は大分市と熊本市を結ぶ120kmの高規格道路として計画されており、現在の供用区間は全体の約30%に過ぎません。現状では連続して走行できず、途中で一般道を走行せざるを得ないため、他の道路と比較して利用の選択肢になりにくいのが実情です。

 

さらに、平成24年九州北部豪雨や平成28年大分・熊本地震では、国道57号線が通行止めとなり、多くの沿線住民が不安を抱えました。災害時における代替ルートの確保は、喫緊の課題でもあります。

 

人口減少時代、自治体連携が最も重要な方策の一つとなると考えております。国土形成の観点から、都市間の連携はもちろんのこと、港湾や空港を結び国内外の都市・主要施設・防災拠点までを視野に入れた事業推進が求められます。 

 

今後も引き続き、中九州横断道路の全線早期完成を関係機関とともに強力に推進してまいります。

 


★総会では、以下の活動を中心に取り組むことを決定しました。
1.中九州横断道路の全線早期完成を関係機関へ強く要望します。特に、竹田阿蘇道路の早期完成を関係機関に強く要望します。
2.大分犬飼間の早期事業化を関係機関へ強く要望するとともに、地域の道路利活用効果が最大限に発揮されるインターチェンジの設置を要望します。
3.中九州横断道路の整備促進を図るため、地方の声や実情に十分配慮した、道路整備の安定的な予算を確保するよう要望を行います。
4.企業団体・商工会議所等各種団体の要望活動に積極的に協力し連携を図ります。

この記事に関するお問い合わせ先

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大分県竹田市大字会々1650番地
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