市長の部屋

市長挨拶 令和6年新年挨拶より

元日、能登地方で最大震度7の地震が発生し、多くの尊い命が失われました。
亡くなられた方に対し、謹んでお悔みを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く心の平穏が取り戻され、被災地が復旧することを心から願っております。
私たちも、40年以内の発生率が90%と言われる南海トラフ地震を控え、日頃から防災意識を高く持ち、備えておくことが重要でございます。
また、2日に発生しました羽田空港航空機事故においても、乗客乗員およそ380名が速やかな避難誘導により全員脱出し、安全確保につながったことが報じられました。
過去の事故の教訓も踏まえて、見直しを重ねられた「航空会社の緊急時の避難誘導」と、訓練を踏まえた「乗員の冷静な判断」が乗客の安全確保につながったことはもちろん、乗客乗員が利己的に行動するのではなく、他者を想い助け合い行動した賜物であった結果と推察しております。
竹田市総合計画審議会
昨年3月末に策定いたしました『第2次竹田市総合計画』では、将来像を『ひとが輝き未来へつなぐいのち溢れるまち「竹田」』とし、人口減少を緩やかにし持続可能な地域社会を実現するために6つのまちづくりの柱として「あらがう政策」と「あわせていく政策」を「チャンスを逃さず果敢に挑戦」しているところであります。
しかしながら、「中期的な財政収支の試算」において、今後5年間で約12億1千万円の赤字になる見通しで非常に厳しい財政運営が予想されます。
このような状況を総合的に勘案し、私たちはこれまでの竹田市づくりを振り返り大いに反省して、総合計画を軸に評価分析し、人口減少社会に正面から対峙しなければならないと考えております。
フードニア株式会社進出協定締結式
特に、若年層の定住を鑑みると働く場所の確保が急務であり、企業誘致を推進しております。昨年、西日本地域を中心にカット野菜の製造、販売等を手掛ける会社から旧宮城台小に野菜の1次加工所を建設したいとの申し出をいただき、10月に進出協定書を締結し、現在、操業開始に向けた準備を進めております。
令和元年度と2年度には進出企業はありませんでしたが、3年度に3件、4年度に2件の企業進出があり、新たに11名の新規雇用が生まれ、過疎高齢化を抱える本市にあっては、定住人口・税収の増加へとつながっております。
さらに、企業誘致には欠かせない『中九州横断道路』の整備も進行中でございます。昨年12月に竹田阿蘇道路区間が着工し、国の補正においても13億7千万円が確保され、順調に整備が進められております。今後もさらに積極的に国や県に働きかけ、1日も早い全線開通を目指し強力に推進するとともに、道づくりがまちづくりになるよう努めてまいります。
子育て支援
今年の干支は「甲(きのえ)辰(たつ)」です。
「春の日差しが、あまねく成長を助(す)く年」と言われております。
あまねく光に照らされ、確かな成長と変化が起きるよう市民の皆様とともに心を合わせ、取り組みを更に進めてまいります。
これまで子育て支援施策をはじめさまざまな課題解決に向け取り組みを進めてまいりましたが、歴史的な円安や物価高、原油高騰などによりさまざまな分野において厳しい状況が続いております。本市といたしましても各種施策を講じておりますが、引き続き国・県と連携しながら市民に寄り添った政策の推進を行ってまいります。
今後とも皆様のより一層のご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。
終わりになりますが、市民の皆様そして竹田市にとって、今年一年が希望に満ちた幸多い年となりますよう心底から念じ申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

竹田市総務課 市長室

〒878-8555
大分県竹田市大字会々1650番地
電話:0974-63-1111(内線201・202・203)

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