山岳救助隊訓練

更新日:2021年04月14日

山岳救助隊による「夜間山岳救助事案対応訓練」について

竹田市消防署山岳救助隊による「夜間山岳救助事案対応訓練」を実施しました。この訓練は、実際にあった夜間の山岳救助事案を振り返り、夜間の捜索方法や必要な携行資器材を確認しながら訓練をし、実災害に活かすことを目的としています。

訓練は、3班でそれぞれ訓練日を設定し「夜間訓練」「ビバーク訓練」「踏破訓練」の3つの訓練を実施しました。訓練時間は訓練日15時から翌日10時まで。まず、ビバーク場所にテント設営し「夜間訓練」開始。訓練当日に災害地点(訓練不参加の職員が災害地点を想定)を発表され、訓練者が地図やガーミン(GPS機能付き機器)またはスマホで災害地点(座標地点)を特定し、災害地点まで向かいビバーク場所まで戻り夜間訓練は終了しました。その後、緊急時に野営をする「ビバーク訓練」を実施、寝袋・厚着・インナー(厚着および薄着)・ホッカイロなどいろんなものを試し、極寒の環境下で食事作りも行いテント宿泊を体験しました。翌日は、それぞれの班が設定した山頂へ登る「踏破訓練」を実施し、消防署に帰署して全訓練終了となりました。今後は、夜間に必要な携行品(ライト等)を準備、隊及び個人の安全管理徹底、積雪時の対策などを考慮し、極寒という悪環境下の訓練で得た知識および体験を職員に共有し訓練を行い実災害に備えます。

 

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