インターネットでの人権侵害

インターネットは、SNSなどコミュニケーションの輪を広げ便利な一方で、自分の名前を簡単には知られることなく発言することができるため、匿名性を悪用した人権侵害が発生しています。

インターネットでは、いったん掲示板などに書込みを行うと、その内容がすぐに広まってしまいます。また、個人情報などが不特定多数の人々の目にさらされ、情報を書き込まれた人の尊厳を傷つけ、社会的評価を低下させてしまうなどの危険があります。このような人権侵害は、名誉棄損等の罪に問われることもあります。

インターネットを利用するときは、発信者一人ひとりがルールとモラルを守り相手の人権を尊重することが大事です。

・「誹謗中傷」「差別的な発言」「不確かな情報」「他人のプライバシーにかかわる情報」を書き込まない

・書き込みが不特定多数の人に見られる可能性があるということを意識する

法務省「インターネット上の人権侵害をなくしましょう！」

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken88.html

2025（令和7年）4月に「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律（情報流通プラットフォーム対処法）」が施行されました。

この法律では、大規模プラットフォーム事業者に対し、削除申請の窓口設置や手続きの公表などを義務付けるほか、対応体制の整備、対応結果の通知など、対応の迅速化、運用方法の透明化に係る措置を義務付けています。詳しくは、下記をご覧ください。

総務省「インターネット上の違法・有害情報に対する対応（情報流通プラットフォーム対処法）」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/ihoyugai.html

もしも、インターネット上で、人権侵害の被害を受けたときは、一人で悩まず、以下の相談窓口に相談してください。

〇インターネット上で人権を侵害された

〇インターネット上でいじめを受けている

〇誹謗中傷の投稿をされた

【市の相談窓口】

■竹田市人権・部落差別解消推進課 … 63-4820

【その他の相談窓口】

■インターネット人権相談受付窓口

法務省「インターネット人権相談受付窓口へようこそ！」

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html

■SNS（LINE）人権相談

SNS（LINE）から、各法務局の人権相談を利用することができます。

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03_00034.html

■みんなの人権110番（全国共通人権相談ダイヤル）

電話：0570-003-110（ゼロゼロみんなのひゃくとおばん）

最寄りの法務局につながります。

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html

■こどもの人権110番（フリーダイヤル）

電話：0120-007-110（ぜろぜろななのひゃくとおばん）

「いじめ」や虐待などこどもの人権問題に関する専用相談電話です。

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html