癒しの湯(長湯温泉)

更新日:2021年04月07日

時の藩主もとりこにした「長湯温泉」

今からさかのぼること350年。岡藩主3代目の中川久清公は、趣味の山登りの後、決まって里のいで湯で疲れを癒やしたという。やがて殿様専用の湯屋が設けられ、それが「御前様の湯」、つまり「御前湯」として今日まで引き継がれているのである。現在、十数軒の旅館が立ち並ぶ長湯の温泉街は、代表的な温泉療養地であるドイツと交流があり、町の至る所でドイツ文化を感じることができる。

日本でも珍しい高温の炭酸ガス含有温泉は、重炭酸イオンとアルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウム)を多量に含み、鉄分も含有しているのが特長。炭酸濃度は皆さんよくご存じの「花王のバブ」の7倍以上というから、いかに長湯温泉がすごいか分かる。また、古くより温泉を飲む「飲泉文化」も根付いており、飲泉場が設けられている。

温泉療養文化館 御前湯

西洋風建築の温泉療養文化館御前湯の建物の外観写真

長湯温泉のシンボル「温泉療養文化館 御前湯」。温泉治療学研究に100年以上の歴史を持つドイツに思いをはせ、木造西洋建築となっている。
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ガニ湯

川が流れているすぐ横に作られた露天風呂の写真

悲恋伝説のある「ガニ湯」。芹川の真ん中にある露天風呂なので、人通りの少ない夜中に入る人もちらほら。
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天満湯

木の壁に大きな窓、四角い湯舟のある浴場の写真

古くから地域の人や近隣の人々に愛されてきた庶民的な公営浴場「天満湯」。

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